この記事は、
・アームカールベンチ(プリチャーカールベンチ)が欲しいけど、どれを選べばいいかわからない
・上腕二頭筋を自宅で効果的に鍛えられる筋トレマシンが欲しい
・アームカールベンチの選び方を知りたい
という人に向けて書きました。
アームカールベンチは、プリチャーカールをするための筋トレマシンです。
ダンベルやバーベルと組み合わせて使うと上腕二頭筋を効果的に鍛えられるので、自宅に1台あると重宝します。
ただ、アームカールベンチは決して安い値段ではなく、販売メーカーも多数あり、どれを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。
そこで本記事では、アームカールベンチの選び方と、おすすめの商品8選をランキング形式で紹介します。
ゆーや
後半ではアームカールベンチに関するQ&Aも掲載しているので、自分にぴったりのアームカールベンチを見つけたい人はぜひ参考にしてください。
目次
アームカールベンチの選び方
まずは、アームカールベンチの選び方を解説します。
押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 高さ・角度の調節が可能か
- ラック部分の性能をチェック
- 耐荷重も確認しておこう
ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
高さ・角度の調節が可能か
アームカールベンチを選ぶ際にまず見ておきたいのが、シートやアームパッドの高さ調節ができるかどうかです。
ベストな位置でしっかり負荷をかけてトレーニングするためにも、高さ調節は重要。
シートやアームパッドのどこの部分で高さを調節するのか、購入前に確認しておきましょう。
高さ調節が4段階・5段階など細かく調節できるタイプだと、最適なポジションで筋トレがしやすくとても便利です。
また、高さに加えて角度も調節できれば、自分の腕の位置や負荷がかけやすいポイントに合せられるので、さらに効率よく筋トレに打ち込めますよ。
ラック部分の性能をチェック
アームカールベンチを購入するなら、ラック部分の性能にも注目です。
ラックの形状は製品によって異なり、ただバーを置くだけのシンプルなものや、ラック自体の高さが調節できるものなどさまざま。
快適にトレーニングしたいなら、高さやセーフティエリアの位置が調節できるものを選びましょう。
ただし、ラック部分も高性能な製品は、そのぶん値段も高くなりがちです。
自分の予算や使いやすさなどをしっかり考慮し、目的にあったラックの製品を選んでくださいね。
耐荷重も確認しておこう
アームカールベンチを購入するなら、耐荷重のチェックも忘れてはいけません。
いくら家庭用とはいえ、耐荷重を超える重さでトレーニングすれば、本体が壊れる危険性があります。
たとえばバーベルを使ったプリチャーカールで耐荷重を超えていた場合、ラックやパッドが壊れてバーベルが落下し、大きなケガに繋がる可能性も。
ほとんどの製品は余裕をもった耐荷重に設計されていますが、低価格の製品だと低めの耐荷重に設定されていることもあるので注意が必要です。
安全に筋トレするためにも、購入前に自分が扱う重量に耐えられるかどうかも確認しておきましょう。
アームカールベンチのおすすめランキング8選
それではここから、おすすめのアームカールベンチ8選を紹介します。
商品名 | 価格 | 高さ調節 | 角度調節 | 耐荷重 | サイズ |
---|---|---|---|---|---|
1位:BODY DESIGN カールベンチ | 19,980円 | 可(シート・アームパッド・ラック) | – | シート:200k ラック:100kg | 幅55×奥行93×高さ80〜95cm |
2位:BODYMAKER プリチャーカールベンチ | 27,990円 | 可(アームパッド) | – | – | 幅71×奥行107×高さ84~98cm |
3位:Valor Fitness CB プリーチャーカールベンチ | 201,407円 | – | – | – | 幅約79×奥行約114×高さ約116cm |
4位:BULL アームカールベンチ | 302,500円 | – | 可 | 300kg | 幅75×奥行118×高さ88cm |
5位:StrengthTech Fitness プリチャーカールベンチ | 82,596円 | 可(シート) | – | – | 幅約57×奥行約98cm |
6位:ボディソリッド プリチャーアームカール | 59,400円 | 可(アームパッド) | – | 200kg | 幅76×奥行107×高さ94cm |
7位:ZENY アームカールベンチ | 71,121円 | 可(アームパッド・ラック) | – | 250kg | 幅69×奥行72.49×高さ79~88.9cm |
8位:Valor Fitness CB-31 | 173,920円 | 可(シート) | 可(ハンドグリップ) | – | 幅約106×奥行約96×高さ約101cm |
1位:BODY DESIGN カールベンチ
コスパと性能のよさどちらにもこだわりたいなら、BODY DESIGNのカールベンチがおすすめです。
アームパッドには耐久性の高いウレタン素材を採用し、適度なクッション性もあります。
シート・アームパッド・ラック部分すべての高さ調節が可能で、自分にとってベストなポジションで鍛えられるのも魅力です。
耐荷重も十分にあり、これだけのスペックが備わっていながら価格が20,000円以下なのもうれしいですね!
・価格:19,980円
・高さ調節:可(シート・アームパッド・ラック)
・角度調節:-
・耐荷重:シート200kg、ラック100kg
・サイズ:幅55×奥行93×高さ80〜95cm
2位:BODYMAKER プリチャーカールベンチ
安定性を重視して作られている、BODYMAKERのプリチャーカールベンチ。
大きめのアームパッドを採用することで、誰でも使いやすい仕様です。
シートの調節はできませんが、アームパッドの高さは調節可能なため、使い勝手のよさも問題ないでしょう。
値段も比較的安価なので「シンプルで安いアームカールベンチが欲しい」という人にぴったりの製品です。
・価格:27,990円
・高さ調節:可(アームパッド)
・角度調節:-
・耐荷重:-
・サイズ:幅71×奥行107×高さ84~98cm
3位:Valor Fitness CB プリーチャーカールベンチ
Valor Fitness CBのプリチャーカールベンチはスチール製のフレームを使い、高重量のトレーニングにも耐えられるよう設計されています。
パッド部分は高密度の2層パッドが採用されており、とにかくハードなトレーニングをしたい人向きです。
EZバーやダンベルなどと組み合わせれば、幅広い種目で活躍するでしょう。
値段はやや高めですが、業務用としても使えるので、ホームジムを作りたい人にもおすすめですよ。
・価格:201,407円
・高さ調節:-
・角度調節:-
・耐荷重:-
・サイズ:幅約79×奥行約114×高さ約116cm
4位:BULL アームカールベンチ
本格的なアームカールベンチが欲しい人は、パワーリフティングブランドのBULLが販売しているこちらの商品もチェックしてみてください。
バーラックの樹脂コーティングやパッドの角度など、細かい部分のつくりにまでこだわり、安全性と使い勝手のよさを追求しています。
自分に最適の位置でトレーニングができるよう、アームパッドの角度は9段階の調節が可能です。
何年も使えるアームカールベンチを探している、とにかく耐久性や品質を重視したい、といった人は候補に入れてみるといいでしょう。
・価格:302,500円
・高さ調節:可
・角度調節:-
・耐荷重:300kg
・サイズ:幅75×奥行118×高さ88cm
5位:StrengthTech Fitness プリチャーカールベンチ
StrengthTech Fitnessのプリチャーカールベンチは、人間工学に基づいてデザインされており、理想的な角度でトレーニングに励めるのが特徴です。
ベンチの高さは3段階に調節できます。
米国製の商品なだけあり、耐久度が高いのも魅力。
値段も極端に高額ではないので、品質のいいプリチャーカールベンチを探しているなら候補に入れてみる価値ありですね。
・価格:82,596円
・高さ調節:可(シート)
・角度調節:-
・耐荷重:-
・サイズ:幅約57×奥行約98cm
6位:ボディソリッド プリチャーアームカール
世界的に有名なスポーツメーカー・ボディソリッドのアームカールベンチです。
アームパッドの高さ調節が可能で、適切な位置でトレーニングができます。
耐荷重は200kgと十分にあり、筋トレ中級者や上級者が高重量の筋トレを行うときにも活躍するでしょう。
・価格:59,400円
・高さ調節:可(アームパッド)
・角度調節:-
・耐荷重:200kg
・サイズ:幅76×奥行107×高さ94cm
7位:ZENY アームカールベンチ
ZENYのアームカールベンチは全体的にコンパクトな設計ながら、250kgの耐荷重がある優れモノです。
アームレストとラック部分は6段階の高さ調節ができ、高身長の人でも使いやすいでしょう。
組み立てが比較的楽なので、家の中でベンチを移動させる機会がある人や、扱いやすさを重視する人にもおすすめです。
・価格:71,121円
・高さ調節:可(アームパッド・ラック)
・角度調節:-
・耐荷重:250kg
・サイズ:幅69×奥行72.49×高さ79~88.9cm
8位:Valor Fitness CB-31
Valor Fitness CB-31は、ベンチにもともとプリチャーカール用のハンドルバーがついているタイプです。
わざわざEZバーやシャフトを別で購入しなくても、簡単にトレーニングできるのが魅力。
ハンドグリップは細かく角度の調節が可能なため、他の製品よりも使い勝手のよさに優れています。
・価格:173,920円
・高さ調節:可(シート)
・角度調節:可(ハンドグリップ)
・耐荷重:-
・サイズ:幅約106×奥行約96×高さ約101cm
アームカールベンチに関するQ&A
ここからは、アームカールベンチに関するQ&Aを紹介します。
アームカールベンチの使い方を教えてください。
ダンベル使用時
プリチャーカールは、主に上腕二頭筋がターゲットの種目です。
ダンベルを使ってプリチャーカールをする場合は、片腕ずつ行うとより効果的に二頭筋を鍛えられます。
- シート・アームパッド・ラックなどの高さを調節する
- ダンベルをもち、アームパッドを胸の位置に合わせる
- 上腕をパッドに固定する
- このとき、上腕の位置が動かないようしっかり固定するのがポイント
- ダンベルをもち、肘を曲げて上腕に負荷をかける
ダンベルでのプリチャーカールは、ダンベルをもっていない方の手をアームパッドに添えておくと、体勢が安定します。
シートやパッドの高さが合っていないとトレーニング効果が半減するので、最大限に負荷がかけられるようしっかり高さも調節しておきましょう。
バーベル使用時
バーベルを使ってプリチャーカールをする場合は、片手ではなく両手で行います。
基本的なアームカールベンチの使い方や体勢は、ダンベル使用時とほぼ同じです。
- バーベルの重さを調節して、ラックに掛けておく
- シート・アームパッド・ラックなどの高さを調節する
- アームパッドが胸の位置にくるよう調節したら、バーベルをもつ
- 上腕の収縮を意識しながら、バーベルを上下に動かす
バーベルでプリチャーカールをする際は、あまりにも体勢が前後したり、極端に肩が動いたりすると、二頭筋にうまく負荷がかかりません。
バーベルを動かすときに肘の支点が動かないよう、しっかり体と腕の位置を固定しておくのがポイントです。
プリチャーカールを行う際、アームカールベンチ以外に必要ものはありますか?
プリチャーカールをするうえで、アームカールベンチ以外に必要なものは以下の通りです。
- ダンベル or バーベル(トレーニングに必須)
- トレーニンググローブ(手のひらを保護)
- パワーグリップ(握力補助)
ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
ダンベル or バーベル
アームカールベンチをするならダンベル・もしくはバーベルは必須です。
どうしてもダンベルがない場合、ペットボトルで代用もできます。
しかし、ペットボトルだと重さ2kg程度が上限になるので、しっかり負荷をかけたい人には不向き。
ペットボトルよりも重いウォータータンクなどを使う方法もありますが、持ち手がなく腕の動きが安定しないので、こちらもあまりおすすめはできません。
トレーニンググローブ
プリチャーカールを行うとき、トレーニンググローブがあるとなお便利です。
トレーニンググローブは、筋トレの際に指から手首までを保護してくれるアイテムで、手首の痛みや手のひらにできるマメなどを防いでくれます。
また、トレーニンググローブにはバーベルやダンベルの滑り止め効果もあり、筋トレの威力を最大限に発揮するという役割も。
最近は1,000円以下の安い商品も多くあるため、筋トレを安全に行うため、そして筋肉をしっかり追い込むためにも購入しておきましょう。
パワーグリップ
プリチャーカールをするなら、パワーグリップを購入しておくのもおすすめです。
トレーニンググローブが5本の指それぞれに通して使うのに対し、パワーグリップはベロの部分を手とバーベルの間に入れて使います。
どちらかというとパワーグリップのほうが素材が厚く、手首のサポート力も強めです。
また、パワーグリップは握力を保護してくれる役割もあり、より強い負荷をかけて上腕二頭筋を鍛えたいなら用意しておくといいですね。
トレーニンググローブはケガの防止が主な目的、パワーグリップは握力の補助を想定したアイテムなので、用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。
アームカールベンチの代用や自作はできる?
アームカールベンチが準備できない場合、椅子があればちょっとした代用は可能です。
まず椅子に座って膝の上にクッションを置き、ひじをついてダンベルを持ちます。
ひじが固定されたままになるよう意識しながら、腕の力だけでダンベルを持ち上げればOKです。
その他、インクラインベンチでも代用可能です。
インクラインベンチを使う場合は、角度をつけたベンチにひじを置いて固定し、通常のプリチャーカールと同じようにダンベルを持ち上げます。
ただし、上記で紹介したのはあくまでも簡易的な代用の方法です。
しっかり負荷をかけて腕を鍛えたいなら、やはりきちんとしたアームカールベンチを用意するのがいいでしょう。
アームカールベンチの手入れ方法は?
アームカールベンチを使っていて汗や汚れが目立つ場合は、アルコールや除菌シートで軽く拭き取るように手入れするのが基本です。
汗をかきやすい夏場は、使用後に毎回拭き取るのがおすすめ。
メーカーが推奨している手入れ方法がある場合は、その指示に従うのがいいでしょう。
まとめ
アームカールベンチは、自宅で腕の筋肉を鍛えるのに便利な筋トレマシンです。
今回紹介したなかでとくにおすすめなのは、コスパと性能のよさを兼ね備えたBODY DESIGNのアームカールベンチ。
他にも機能性や使いやすさに優れた製品が多数販売されているので、ぜひ自分に合ったアームカールベンチを見つけて、理想の体を手に入れてください!
ゆーや
上腕二頭筋を鍛えて、男らしい力こぶを手に入れましょう。