この記事は、
・アームカールベンチ(プリチャーカールベンチ)が欲しいけど、どれを選べばいいかわからない…
・上腕二頭筋を自宅で効果的に鍛えられるアイテムが欲しい!
・プリチャーカールの台ってどんなものが売ってるの?
という人に向けて書きました。
アームカールベンチは、プリチャーカールをするときに便利な筋トレ用アイテムです。
ダンベルやバーベルと組み合わせて使うと上腕二頭筋を効果的に鍛えられるので、自宅に置いておくと非常に便利。
しかし、アームカールベンチは高価な商品も多く、販売しているメーカーもいくつかあります。
そのため「どのアームカールベンチを選べばいいかわからない!」という男性も多いはず。
そこで本記事では、『アームカールベンチの選び方』や『おすすめのアームカールベンチ6選』を紹介します。
後半では『アームカールベンチに関するQ&A』も解説しているので、自分に最適なアームカールベンチを見つけたい人はぜひチェックしてみてください!

ゆーや
アームカールベンチは、別名プリチャーカールベンチと言います。
意味は同じですが、本記事ではアームカールベンチと呼んでいきますね!
目次
アームカールベンチの選び方

まずは、アームカールベンチの選び方を解説します。
押さえておきたいポイントは、以下の3つです。
- 高さ・角度の調節が可能か
- ラック部分の性能をチェック
- 耐荷重も確認しておこう

ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
高さ・角度の調節が可能か
アームカールベンチを選ぶ際にまず見ておきたいのが、シートやアームパッドの高さ調節ができるかどうかです。
ベストな位置でしっかり負荷をかけてトレーニングするためにも、高さ調節は重要。
シートやアームパッドのどこの部分で高さを調節するのか、購入前に確認しておきましょう。
高さ調節が4段階・5段階など細かく調節できるタイプだと、最適なポジションで筋トレがしやすくとても便利です。
また、製品によってはアームパッドの角度調節ができる場合もあります。
高さに加えて角度も調節できれば、自分の腕の位置や負荷がかけやすいポイントに合せられるので、さらに効率よく筋トレに打ち込めますよ。
ラック部分の性能をチェック
アームカールベンチを購入するなら、ラック部分の性能にも注目です。
ラックの形状は製品によって異なり、ただバーを置くだけのシンプルなものや、ラック自体の高さが調節できるものなどさまざま。
快適にトレーニングしたいなら、高さやセーフティエリアの位置が調節できるものを選びましょう。
ただし、ラック部分も高性能な製品は、そのぶん値段も高くなりがちです。
自分の予算や使いやすさなどをしっかり考慮し、目的にあったラックの製品を選んでくださいね。
耐荷重も要確認
アームカールベンチを購入するなら、耐荷重のチェックも忘れてはいけません。
いくら家庭用とはいえ、耐荷重を超える重さでトレーニングすれば、本体が壊れる危険性があります。
たとえばバーベルを使ったプリチャーカールで耐荷重を超えていた場合、ラックやパッドが壊れてバーベルが落下し、大きなケガに繋がる可能性も。
ほとんどの製品は余裕をもった耐荷重に設計されていますが、低価格の製品だと低めの耐荷重に設定されていることもあるので注意が必要です。
安全に筋トレするためにも、購入前に自分が扱う重量に耐えられるかどうかも確認しておきましょう。
アームカールベンチのおすすめ6選【比較表付き】

それではここから、おすすめのアームカールベンチ6選を紹介します。
まずはこちらの比較表をご覧ください。
商品名 | 高さ調節 | 角度調節 | 耐荷重 | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
BODYMAKER プリチャーカールベンチ SP2 (イチオシ!) | 可(アームパッド) | 記載なし | 記載なし | 幅71×奥行107×高さ84~98cm | 24,800円 |
BODY DESIGN カールベンチ | 可(シート・アームパッド・ラック) | 記載なし | シート:200kg ラック:100kg | 幅55×奥行93×高さ80〜95cm | 18,000円 |
ファイティングロード カールベンチ -TRUST | 可(シート・アームパッド・ラック) | 記載なし | 200kg | 幅66×奥行96×高さ83~103cm | 19,000円 |
TUFFSTUFF アームカールベンチ | 可(シート) | 記載なし | 記載なし | 幅74×奥行109×高さ99cm | 72,600円 |
BULL アームカールベンチ | 可(シート) | 可 | 記載なし | 幅75×奥行118×高さ88cm | 220,000円 |
ボディソリッド プリチャーアームカール GPCB329 | 可(アームパッド) | 記載なし | 200kg | 幅76×奥行107×高さ94cm | 61,600円 |

ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
BODYMAKER プリチャーカールベンチ SP2
BODYMAKERのアームカールベンチは、安定性を重視して丈夫につくられています。
アームパッドは耐久性のあるウレタン素材を採用し、サイズも大きめなので自宅で使用するには最適。
適度なクッション性があり、筋トレ初心者が使うには十分な機能性です。
シートは調節できませんが、アームパッドの高さは調節可能なため、使いやすさも問題ありません。
ラック部分はシンプルなつくりで優れた機能はないものの、そのぶん価格は20,000円台に抑えられています。
「シンプルで安いアームカールベンチが欲しい」という人にはぴったりの商品でしょう。
- メーカー:BODYMAKER
- 高さ調節:可(アームパッド)
- 角度調節:-
- 耐荷重:-
- サイズ:幅71×奥行107×高さ84~98cm
- 価格:24,800円
BODY DESIGN カールベンチ
黒と白のシックなデザインが目を引く、BODY DESIGNのアームカールベンチ。
無駄のない洗練されたつくりで、まさに男性が使うにはぴったりのタイプです。
シート・アームパッド・ラック部分すべての高さが調節できるので、ベストなポジションで鍛えられます。
アームパッドのサイズも余裕がある大きさのため、使いやすさも抜群です。
ラック部分は100kg、シートは200kgの重さに耐えられ、耐荷重も申し分ありません。
これだけのスペックが備わっていながら価格は20,000円以内と安く、コスパを重視する人も納得の製品ですね!
- メーカー:BODY DESIGN
- 高さ調節:可(シート・アームパッド・ラック)
- 角度調節:-
- 耐荷重:シート:200kg/ラック:100kg
- サイズ:幅55×奥行93×高さ80〜95cm
- 価格:18,000円
ファイティングロード カールベンチ -TRUST
ファイティングロードのアームカールベンチは、耐荷重200kgで強度が高いのが特徴。
高重量のトレーニングにも向いているので、筋トレ初心者はもちろん中級者以上にもおすすめです。
シートは5段階、アームパッドは4段階で高さ調節ができ、自分に最適な位置で鍛えられます。
さらに、ラック部分の高さも5段階で調節できるので、バーベルを置く位置やセーフティポジションの調整が楽なのもうれしいポイント。
黒・赤・シルバーを基調としてスタイリッシュなデザインも、世代を問わず使えそうですね。
値段も定価で19,000円と比較的安めに抑えられているため、はじめてアームカールベンチを購入するなら検討してみる価値ありです。
※在庫切れの場合はファイティングロード公式サイトでも購入できます。
- メーカー:ファイティングロード
- 高さ調節:可(シート・アームパッド・ラック)
- 角度調節:-
- 耐荷重:200kg
- サイズ:幅66×奥行96×高さ83~103cm
- 価格:19,000円
TUFFSTUFF アームカールベンチ
こちらは適度な硬さのアームパッドを採用し、使いやすいアームカールベンチです。
パッドの素材は合成革で耐久性に優れており、高級感のある仕上がり。
ラック部分はシンプルで大きく、重いバーベルも安定して置けます。
アームパッドは高さ調節ができるので、基本的な性能も問題ありません。
また、ベンチ全体に楕円フレームを使っていて、強度が格段に高いのも魅力です。
手が出しやすい値段ではないものの、長い間愛用したいならおすすめですよ。
- メーカー:TUFFSTUFF
- 高さ調節:可(シート)
- 角度調節:-
- 耐荷重:-
- サイズ:幅74×奥行109×高さ99cm
- 価格:72,600円
BULL アームカールベンチ
「本格的なアームカールベンチが欲しい」という人におすすめなのが、パワーリフティングブランド・BULLが販売するこちらの商品。
高重量のトレーニングにも耐えられるよう見えない部分のつくりにまでこだわり、安全性と使い勝手はぴかいちです。
シートは少し角度が付いており、上腕二頭筋への負荷がかけやすい設計。
また、アームパッドの角度は9段階の調節が可能で、自分に最適の位置でトレーニングできます。
ラック部分は置きやすい縦に長い形状で、ジムに置いているマシンのようなデザインです。
値段はほかの製品と比べて高めですが、とにかく耐久性・安全性の高さを追及するなら、候補の1つに挙げてみてはどうでしょう?
- メーカー:BULL
- 高さ調節:可(シート)
- 角度調節:可
- 耐荷重:-
- サイズ:幅75×奥行118×高さ88cm
- 価格:220,000円
ボディソリッド プリチャーアームカール GPCB329
アメリカ発のトレーニングブランド・ボディソリッドのアームカールベンチ。
パッド部分が大きいサイズに設計されており、体格のいい男性でもトレーニングしやすいのが魅力です。
アームパッドは7段階の高さ調節ができ、自分のベストポジションで鍛えられます。
耐荷重は200kgあり、筋トレ中級者以上が高重量のトレーニングをしたいときにも活躍するでしょう。
値段は60,000円台でそこそこしますが、総合的なバランスのいいアームカールベンチを探している人におすすめです。
- メーカー:ボディソリッド
- 高さ調節:可(アームパッド)
- 角度調節:-
- 耐荷重:200kg
- サイズ:幅76×奥行107×高さ94cm
- 価格:61,600円
アームカールベンチのQ&A

ここからは、アームカールベンチに関するQ&Aを紹介します。
アームカールベンチを購入するにあたりなにか不安や疑問のある方は、こちらも参考にしてみてください。

ゆーや
よくある質問をまとめました!
アームカールベンチの使い方を教えてください。
アームカールベンチの使い方を、ダンベル使用時とバーベル使用時のそれぞれで解説します。
ダンベル使用時
プリチャーカールは、主に上腕二頭筋がターゲットの種目です。
ダンベルを使ってプリチャーカールをする場合は、片腕ずつ行うとより効果的に二頭筋を鍛えられます。
- シート・アームパッド・ラックなどの高さを調節する
- ダンベルをもち、アームパッドを胸の位置に合わせる
- 上腕をパッドに固定する
- このとき、上腕の位置が動かないようしっかり固定するのがポイント
- ダンベルをもち、肘を曲げて上腕に負荷をかける
ダンベルでのプリチャーカールは、ダンベルをもっていない方の手をアームパッドに添えておくと、体勢が安定します。
シートやパッドの高さが合っていないとトレーニング効果が半減するので、最大限に負荷がかけられるようしっかり高さも調節しておきましょう。
バーベル使用時
バーベルを使ってプリチャーカールをする場合は、片手ではなく両手で行います。
基本的なアームカールベンチの使い方や体勢は、ダンベル使用時とほぼ同じです。
- バーベルの重さを調節して、ラックに掛けておく
- シート・アームパッド・ラックなどの高さを調節する
- アームパッドが胸の位置にくるよう調節したら、バーベルをもつ
- 上腕の収縮を意識しながら、バーベルを上下に動かす
バーベルでプリチャーカールをする際は、あまりにも体勢が前後したり、極端に肩が動いたりすると、二頭筋にうまく負荷がかかりません。
バーベルを動かすときに肘の支点が動かないよう、しっかり体と腕の位置を固定しておくのがポイントです。
プリチャーカールを行う際、アームカールベンチ以外に必要ものはありますか?
プリチャーカールをするうえで、アームカールベンチ以外に必要なものは以下の通りです。
- ダンベル or バーベル(トレーニングに必須)
- トレーニンググローブ(手のひらを保護)
- パワーグリップ(握力補助)

ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
ダンベル or バーベル
アームカールベンチの使い方でも解説したように、プリチャーカールはダンベルかバーベルを使って上腕二頭筋を鍛えます。
そのため、アームカールベンチをするならダンベル・もしくはバーベルは必須です。
どうしてもダンベルがない場合、ペットボトルで代用もできます。
しかし、ペットボトルだと重さ2kg程度が上限になるので、しっかり負荷をかけたい人には不向き。
ペットボトルよりも重いウォータータンクなどを使う方法もありますが、持ち手がなく腕の動きが安定しないので、こちらもあまりおすすめはできません。
せっかくアームカールベンチを購入するなら、やはりダンベルかバーベルもセットで揃えておくのがベストですね!
トレーニンググローブ
プリチャーカールを行うとき、トレーニンググローブがあるとなお便利です。
トレーニンググローブは、筋トレの際に指から手首までを保護してくれるアイテムで、手首の痛みや手のひらにできるマメなどを防いでくれます。
また、トレーニンググローブにはバーベルやダンベルの滑り止め効果もあり、筋トレの威力を最大限に発揮するという役割も。
筋トレを安全に行うため、そして筋肉をしっかり追い込むためにも役立つので、トレーニンググローブも購入しておくことをおすすめします。
最近のトレーニンググローブは1,000円以下の安い商品も多くあるため、筋トレ初心者でも手が出しやすいですよ!
こちらの記事でおすすめのトレーニンググローブも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
パワーグリップ
プリチャーカールをするなら、パワーグリップを購入しておくのもおすすめです。
トレーニンググローブが5本の指それぞれに通して使うのに対し、パワーグリップはベロの部分を手とバーベルの間に入れて使います。
どちらかというとパワーグリップのほうが素材が厚く、手首のサポート力も強めです。
また、パワーグリップは握力を保護してくれる役割もあり、より強い負荷をかけて上腕二頭筋を鍛えたいなら用意しておくといいですね。
トレーニンググローブはケガの防止が主な目的、パワーグリップは握力の補助を想定したアイテムなので、用途に合わせて使い分けるのもおすすめです。
こちらの記事でおすすめのパワーグリップを紹介しているので、チェックしてみてください。
まとめ
今回紹介した商品の中でも、一番のおすすめはBODYMAKERのアームカールベンチです。
ネット通販で買えるアームカールベンチは数が少ないですが、メーカーによって値段や機能などは違います。
ここで紹介した選び方やおすすめ商品もぜひ参考にして、自分にぴったりのアームカールベンチを見つけてください!

ゆーや
上腕二頭筋を鍛えて、男らしい力こぶを手に入れましょう!