この記事は、
・なぜ筋トレにハマるの?
・筋トレにハマりすぎるとどうなるの?
・筋トレ中毒にならないための対策方法が知りたい!
という人向けに書きました。
ジムでハードに体を鍛える男性や、昨今、増加中の筋トレ女子。
なぜトレーニー達は過酷なトレーニングに魅了されてしまうのか気になりませんか?
実は、筋トレにハマる人の特徴や心理には共通点があります。
今回は『厳しいトレーニングに魅了される人の傾向』や『彼らの心の中』を男女別に紹介します。
これを読めば、あなたも筋トレマニアの気持ちが理解できるかもしれません。
ゆーや
筋トレにハマりすぎないための対策方法もお伝えします。
最後までぜひ読んでみてくださいね!
目次
筋トレにハマる人の特徴や心理【男性編】
まずは男性編からお伝えします。
筋トレにハマる男性の特徴や心理は以下の5つです。
- 几帳面で真面目、そしてストイックな性格
- 性への関心が強い
- ポジティブな考え方ができる
- 自分に自信を付けたい
- 女性にモテたい
ゆーや
それでは一つずつ解説していきます!
几帳面で真面目、そしてストイックな性格
筋トレにハマる男性の特徴として一番多いのが『几帳面で真面目な性格であること』。
というのも、トレーニングの効果を出すためには以下のようなルールがあり、地道にこなしていく必要があります。
- トレーニング回数、セット数、頻度を考慮し、筋肥大に最適なメニューを作成する。
- 徹底的な食事管理を行う。
- 上記の2つを長い期間続ける。
要するに筋トレを続けていくには、運動神経だけでなく決められたことをきっちり実行する几帳面さと真面目さが求められるのです。
さらに、より高い効果を求めるためには、常に入念なボディチェックを行い、一度習慣化した計画を変えていくストイックさも持ち合わせていなければなりません。
おおざっぱな性格やめんどくさがりの性格の人には到底真似できないことでしょう。
性への関心が強い
筋トレにハマる男性の二つ目の特徴は『性への関心が強いこと』。
男性の体の中では、オスとしての機能を維持していくために『とあるホルモン』が合成・分泌されています。
それが、男性ホルモンと呼ばれる『テストステロン』です。
テストステロンは思春期から成人になるにつれ上昇し続け、20代を期に下降していくといわれています。
テストステロンが減少すると、疲労感や気力の衰えを感じるだけでなく、性欲まで低下してしまいます。
しかし、テストステロンは筋トレによって増やせることを知っていますか?
実際に、筋トレを行うことでテストステロンの分泌量が増加することは医学的にも証明されています。
(詳しく知りたい人はテストステロンと筋肉の関係をご覧ください。)
そのため、「かつての性欲を取り戻したい!」という理由で筋トレにハマる男性も少なくはありません。
もしかしたら、女性の読者の方はこの記事を読みながら、やや引いているかもしれません。
しかし、性欲の度合いは男性らしさの象徴であり、生きていく上でとても大事なもの。
筋トレとテストステロンの関係性を理解し、温かい目で見守ってくれると嬉しいです。
ポジティブな考え方が出来る
筋トレにハマる男性の三つ目の特徴は『ポジィティブであること』。
筋トレはハードな割に、効果を感じるまでに長い時間がかかります。
そのため、ネガティブな人は「こんなこと続けても意味はないんじゃないか?」「きついだけで良いことは一つもない…」と思い込み、トレーニングにハマるどころかすぐに辞めてしまいがちです。
一方で、ポジティブな考え方が出来る人は、「結果は必ず後からついてくる!」「効果は目に見えていないけど、体の中では小さい変化が起こっているはず!」など、自分自身のモチベーションをアップさせ継続することができます。
そして、筋トレによって分泌される脳内ホルモンにより、さらにやる気がみなぎるという好循環を生み出すのです。
ちなみに、脳内ホルモンとは『セロトニン』と『ドーパミン』。
具体的には以下のような効果があります。
- セロトニン:安心のホルモン。他の脳内ホルモンの分泌をコントロールし、精神面のバランスを整える。
- ドーパミン:快感のホルモン。やる気、幸福感、快楽を与える。
話をまとめると、ポジティブな性格だと厳しいトレーニングでも続けることができる。
さらに、筋トレ時に分泌される『幸せホルモン』によって、より意欲が湧いてくる。
その結果、筋トレにハマってしまうという流れです。
自分に自信を付けたい
「自分に自信を付けたい」という心理も筋トレにハマる理由の一つ。
自己肯定感が低いと、「ナンパしたいけど相手にされないんだろうな…」「好きな女の子に告白したいけど断られそう…」など、人生の大半を損しているような気分になりますよね。
そんな生活を脱出させるきっかけになるのが、筋トレ。
筋トレはどんな人でも努力をすれば必ず効果が出るので「自分でもやればできる」という実感を得ることができます。
そして、努力の過程で味わった達成感や成功体験がクセになり、どんどんトレーニングにのめり込んでしまうのです。
女性にモテたい
「女性にモテたい」というのも筋トレにハマる男性の心理の一つでしょう。
男性たるもの、一度は女性の黄色い声援を聞きたいもの。
確かに、引き締まったシックスパックやたくましい胸板は女性にとってとても魅力的です。
そして、体を鍛えているだけで、『自己管理ができる人』という好印象ももたらしてくれます。
さらに、先ほどお伝えしたテストステロンには、女性を引き寄せる作用もあります。
これだけのメリットがあると知れば、筋トレをせずにはいられないですよね。
男性なら誰しも納得の心理です。
筋トレにハマる人の特徴や心理【女性編】
続いて、女性編をお伝えします。
筋トレにハマる女性の特徴や心理は以下の5つです。
- テレビやインスタに登場する筋肉女子に憧れている
- 筋トレの効果を体験したことがある
- 「痩せた?」といわれたい
- たくさん動いてストレス解消したい
- 女性もずばり男性にモテたい
ゆーや
それでは一つずつ解説していきます。
テレビやインスタに登場する筋肉女子に憧れている
筋トレにハマる女性の一つ目の特徴は『テレビやインスタに登場する筋肉女子に憧れていること』。
女性のトレーニングといえば、ヨガやピラティス、エアロビクスなどソフトなエクササイズのイメージがありませんか?
しかし最近では、つらいトレーニングや厳しい食事制限をストイックにこなし、メリハリのある美ボディを維持する筋肉美女に憧れる女性が増えてきました。
彼女たちに感銘を受け、「自分もあの肉体美を手に入れて周りに注目されたい!」「あの輝かしい世界に仲間入りしたい!」という意識が芽生え、筋トレにハマっていくのです。
筋トレの効果を体験したことがある
トレーニングの効果を実感したことのある女性は筋トレにハマりやすい傾向にあります。
筋トレは一見、つらいことだらけです。
- 極限まで自分を追い込まないといけない
- トレーニング後も筋肉痛に悩まされる
- 即効性を高めるため、好きなスイーツを我慢しないといけない
しかし、正しい方法で筋トレを続けると必ず効果を実感することができます。
例えば、ふと鏡を見ると、全体的に体が引き締まっていたり、腹筋にタテ線が入り始めたりなど、変化を感じる瞬間があります。
効果が実感できると、「もっとやりたい!」という気持ちが強くなりますよね?
辛かった筋肉痛を快感に感じたり、遊びに行くよりジムに行くのが楽しくなり、いつしか筋トレ中毒になっていくのです。
「痩せた?」といわれたい
「痩せた?」という言葉は女性にとって褒め言葉の一つです。
筋トレにはダイエット効果もあります。
そのため、トレーニングを開始してしばらくすると、友人や職場の人に「痩せた?」といわれることが多くなるでしょう。
そして、「その快感をもっと味わいたい」という心理が筋トレへハマるきっかけになります。
しかし、ただでさえストイックな筋トレ女子はエスカレートしてしまいがち。
「大丈夫?」と心配されるほど減量したり、筋トレを頑張りすぎて怪我をしないように注意しましょう。
たくさん動いてストレス解消したい
女性も男性同様、仕事やプライベートで多くのストレスを抱えています。
特にホルモンバランスで不安定な時期は余計にイライラしがちです。
しかし、筋トレで体を動かすと、幸せホルモンである『セロトニン』が脳内から分泌されるため、気持ちが落ち着き、リラックスできます。
そして、ストレスから解放される心地良さから、女性は筋トレの虜になっていくのです。
また、筋トレで汗をたくさん流すことはデトックスにもつながります。
※デトックス:毒素や老廃物を体外に出すこと。
デトックス後のスッキリ感もストレス解消において一翼を担っています。
女性もずばり男性にモテたい
「異性からの視線を集めたい!」「好きな人に体を褒められたい!」という気持ちは、男性も女性も同じ。
男性にモテたいという心理から筋トレにハマっている女性もたくさんいます。
事実、女性らしい適度な筋肉がついた美しいボディラインは男性からも好印象です。
また、筋トレ女子は明るくポジティブで気持ちが安定しているので、異性からも確実にモテるでしょう。
筋トレにハマりすぎると怪我に繋がる可能性も・・・
筋トレは様々なメリットがありますが、ハマりすぎると怪我をしてしまう可能性もあります。
筋トレとは筋肉繊維を壊し、回復を繰り返すことによって筋肥大をはかる行為です。
しかし、「早く効果を出したいから」という理由で毎日休むことなく鍛え続けてしまうと、肉離れやオーバーユースなどの怪我につながってしまいます。
また、無理をして過剰な負荷をかけたり、筋トレを長時間続けると、精神的にもダメージを与えてしまいます。
そして、この状態が悪化すると以下のような症状を引き起こす危険性があるので要注意です。
- 食欲不振
- 心拍や血圧の上昇
- うつ症状
- 慢性疲労
このような状態にならないためには、適度に適切に筋トレを行う必要があります。
具体的には以下の3つです。
- 筋トレをしたら2,3日休む。
- どうしても毎日行いたい場合は、部位を変えて行う。
- 1回のトレーニング時間は30〜60分におさめる。
筋肉が壊れて回復する一連の現象を『超回復』といいます。
超回復は一般的に2〜3日かかると言われており、その間は休息が必要です。
※日数は個人差があります。
休息することで肉離れを防ぐことができますし、筋肉を効果的に肥大させることができます。
それでも、「毎日続けてトレーニングを行いたい!」という人は鍛える部位を変えると良いでしょう。
また、1回の筋トレの時間は1時間以下におさめた方が賢明です。
負荷を長時間かけることで起こる怪我を予防することができます。
ちなみに、男性がオーバートレーニングをしてしまうと、テストステロンが減少してしまいます。
筋トレを過剰に行うことは、効果を半減させるどころかデメリットしか生まないので十分に気をつけてください。
自己管理ができない人はプロのトレーナーに頼むのもあり
とはいえ、「自分自身をコントロールするのは難しい…」という人もいるかもしれません。
特に、面倒くさがりな性格や忙しくて時間がない人は自己管理をするのが難しいですよね。
そんな時は、プロの手を借りるのも一つの方法です。
全国には、
- ライザップ
- 24/7ワークアウト
- カーブス
など多くのパーソナルジムがあります。
普通のジムに比べると値段は少し高めですが、プロや専門家が揃っており、トレーニングや食事のサポートをしてくれます。
先ほどもお伝えした通り、筋トレの知識がない人が自分の判断でトレーニングを行うと、効率が低くなるどころか、怪我につながる可能性があります。
「自己管理が難しい」という人は、ぜひプロのトレーナーに相談してください。
まとめ
今回は、
- 筋トレにハマる人の特徴や心理
- 筋トレ中毒になったらどうなるのか?
- 筋トレにハマりすぎないための対策
をお伝えしました。
筋トレにはメリットがたくさんあります。
そのため、多くのトレーニー達がハードなトレーニングに魅了されているようです。
ただし、やりすぎると逆効果になるので、しっかりと自分自身をコントロールしながら筋トレを行いましょう。
自己管理が苦手な人はプロのトレーナーに頼るのもありですよ。
ゆーや
この記事に書いた対策を参考に、筋トレ中毒にならないように注意しましょう!