この記事は、
・自宅用のベンチプレス台を探しているけど、どれを選べばいいか分からない
・ジムに行かずにベンチプレスを行いたい
・ベンチプレス台の選び方を知りたい
という人に向けて書きました。
大胸筋を中心とした、上半身を鍛えるのにはうってうけの筋トレ種目であるベンチプレス。
ジムで行う人も多いですが、ホームジム用のベンチプレス台があれば、自宅で本格的なトレーニングができて便利ですよね。
しかし、ベンチプレス台はタイプや価格がバラバラで、どれを選べばいいか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ベンチプレス台の選び方と、おすすめの商品を9つピックアップして紹介します。
記事を読めば自分に合ったベンチプレス台が見つかるので、ぜひ参考にしてください。
ゆーや
ちなみに今回紹介する中でイチオシなのはIROTECのベンチプレス台です。
機能が充実している上にリーズナブルなので、迷ったらこれを選んでおけば間違いないですよ。
目次
自宅用ベンチプレス台の選び方
おすすめ商品の前に、まずは自宅用ベンチプレスを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。
ナローorワイドタイプを選ぶ
ベンチプレスは大きく分けて、ナロータイプとワイドタイプの2種類があります。
ナロータイプはバーベルを設置する台の幅が狭く、ラック部分の外側に手を置くのが特徴です。
幅が狭い分サイズ自体が小さくなり、収納時にスペースを取らないのがメリット。
ワイドタイプに比べると、低価格のものが多いのも利点です。
ただし、ラックの幅が狭いとはいえ使用時にはバーベルを置く必要があるので、結局トレーニングをする際はある程度のスペースが必要になります。
また、ナロータイプはプレートを設置するときに、テコの原理によってバランスを崩しやすいのも欠点です。
プレートをつけるときはバーベルを内側にずらして傾かないようにするなど、対策をするといいでしょう。
一方のワイドタイプは、バーベルを置く台の幅が広く、ラックは手の外側に設置されています。
180cm以上のワイドグリップバーベルに対応しているものが多く、余裕をもってトレーニングできるのが特徴です。
幅が広い分、プレートをつける際にラックが荷重を支えてくれるので、安定性にも優れています。
しかし、本体サイズ自体が大きいため、使わないときでも収納スペースを確保しなければならないのはデメリット。
ナロータイプに比べると種類自体が少なく、価格も高い傾向にあるので、使いやすさと値段を照らし合わせながら検討するといいでしょう。
機能性をチェック
ベンチプレスは、自分に合ったポジションでトレーニングをすることが大切です。
セットポジションや使い勝手を細かく調整したい人は、ラックの高さを調節できるタイプがおすすめ。
身長によっては、寝転んだときに手がバーに届かないケースも考えられるので、高さ調節ができない場合はシート部分からラック受けまでの高さを確認してみてください。
なかにはベンチ台の角度を調節できるタイプもあるため、インクライン系のトレーニングなどをしたい人は、そういった商品を選ぶといいでしょう。
また、商品によっては折りたたみ機能がついているものもあります。
固定式に比べると耐荷重はやや劣るものの、省スペースで収納できるので、ベンチプレスを置く場所が狭い人は折りたたみ機能にも注目してみるといいですよ。
セットアイテムも確認しておこう
ベンチプレス本体だけでなく、セットアイテムがついているかも確認しておきましょう。
たとえばベンチプレスをするための器具が自宅に全くない場合は、バーベルシャフトやプレートが一式セットになったものがおすすめです。
わざわざ別で購入する必要がないため、商品が届いたらすぐにトレーニングを始められます。
あわせて、セーフティラックの有無もチェックしてみてください。
セーフティラックは、トレーニング中に万が一バーベルを持ち上げられなくなった際、体が潰れるのを防いでくれる大切な器具です。
一部の商品はセーフティラックがセットになっていますが、もしついていない場合は別途自分で購入する必要があります。
自分で準備するのが面倒という人は、最初からセーフティラックがセットになっているものを選ぶのが無難です。
自宅用ベンチプレス台のおすすめランキング9選
それではここから、おすすめの自宅用ベンチプレス台9選を紹介します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | タイプ | 機能 | セット内容 | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
1位:IROTEC チャレンジセットR70 | ナロータイプ | ・高さ調節 ・角度調節 ・折りたたみ | ・バーベルシャフト×1 ・ダンベルシャフト×2 ・プレート×14 | 53×120×76~91cm | 42,240円 |
2位:BODY DESIGN マルチプレスベンチ | ナロータイプ | ・高さ調節 ・角度調節 | 本体のみ | 135×120×101〜135cm | 22,800円 |
3位:IRONMAN CLUB プレスベンチ IMC-10TUFF | ナロータイプ | 折りたたみ | 本体のみ | 116.5×59×96cm | 11,200円 |
4位:STUFF オリンピックベンチ | ワイドタイプ | 高さ調節 | 本体のみ | 130×124×130cm | 151,800円 |
5位:WILD FIT フォールディングジムセット | ナロータイプ | 高さ調節 | ・バーベルシャフト×1 ・ダンベルシャフト×2 ・プレート×16 | 記載なし (設置サイズの目安:縦幅約230cm・横幅約260~320cm) | 68,400円 |
6位:ファイティングロード ホームビルダーセット | ナロータイプ | ・高さ調節 ・角度調節 | ・バーベルシャフト ・ダンベルシャフト ・プレート | 130×137×100~130cm | 49,610円 |
7位:bodysolid ホームベンチ | ナロータイプ | 高さ調節 | 本体のみ | 46×120×84~134cm | 30,240円 |
8位:WILD FIT マルチベンチ | ナロータイプ | ・高さ調節 ・角度調節 | 本体のみ | 127×163×106~126cm | 26,000円 |
9位:ファイティングロード ハードベンチ | ナロータイプ | ・高さ調節 ・角度調節 ・折りたたみ | 本体のみ | 62×126×85~105cm | 16,500円 |
ゆーや
それでは一つずつ詳しくお伝えしていきます。
1位:IROTEC チャレンジセットR70
1位で紹介するのは、IROTECが販売しているベンチプレスセットです。
高さ調節ができるラックベンチに加えて、バーベルシャフト・ダンベルシャフト・プレートなどがセットでついています。
プレートは合計で14枚あり、シャフトと合わせると合計70kgの重量でトレーニング可能。
とくにベンチプレスができるアイテムをまとめて揃えたいと考えている、筋トレ初心者におすすめです。
また、ベンチ台は角度調節や折りたたみ機能がついており、使い勝手も抜群。
トレーニングをしないときはコンパクトなサイズにでき、収納場所にも困りません。
これだけのセット内容と機能でありながら、40,000円台~の価格で購入できるのもうれしいですね!
- メーカー:IROTEC
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節・角度調節・折りたたみ
- セット内容:バーベルシャフト×1・ダンベルシャフト×2・プレート×14・
- サイズ:53×120×76~91cm
- 価格:42,240円
2位:BODY DESIGN マルチプレスベンチ
BODY DESIGNのマルチプレスベンチは、バーベルを設置するラックだけでなく、アームパッドやダンベルラックなどがついているのが特徴。
バーベル系トレーニングはもちろん、アームカールやシットアップ、さらにはレッグエクステンションなど、さまざまな筋トレメニューを行えます。
プレートを置けるラックが合計3箇所あり、種類の違うプレートを複数持っている人にもうってつけです。
ラックの高さ調節、シートの角度調節も可能で、自分に合ったポジションでトレーニングに励めるのもポイント。
ただし、いろいろな器具がついている分スペースを取るので、家に設置できる場所があるかどうは要確認です。
シャフトやプレートはついていないため、持っていない人はバーベルセットや単体のものを別途購入する必要があります。
- メーカー:BODY DESIGN
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節・角度調節
- セット内容:本体のみ
- サイズ:135×120×101〜135cm
- 価格:22,800円
3位:IRONMAN CLUB プレスベンチ IMC-10
とにかく安いベンチプレス台が欲しい!という人におすすめなのが、IRONMAN CLUBが販売しているこちらの商品。
コンパクトかつシンプルな設計で、11,200円という低価格で購入できるのが魅力です。
シートとラックはどちらも耐荷重が100kgあるため、初心者が筋トレをするなら十分なスペックでしょう。
必要ないときは折りたたんでおけるので、収納時にスペースを取らないのもポイントです。
ただし、本体のみの販売なので、バーベルシャフトやセーフティラックなどの必要なものは自分で購入しなければなりません。
他の必要アイテムは自分で用意でき、シンプルなベンチプレス台本体だけを探している人にはぴったりの商品です。
- メーカー:IRONMAN CLUB
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:折りたたみ
- セット内容:本体のみ
- サイズ:116.5×59×96cm
- 価格:11,200円
4位:TUFF STUFF オリンピックベンチ
自宅用としては珍しい、ワイドタイプのベンチプレス台。
横幅が130cmあり、幅ギリギリの場所にラックがあるつくりのため、プレートを設置する際の安定感は抜群です。
バーラックは3つの高さに対応しており、手が届かないという心配もありません。
さらにセーフティラックが本体についており、フレームとセーフティの間にすき間がないため、バーが首に落下する心配もなし。
フレームの太さや強度も十分にあり、高い耐久性を備えています。
しっかりとしたつくりのベンチプレス台が欲しい人にはおすすめですが、決して安い値段ではないので、よく検討してから決めるといいでしょう。
- メーカー:TUFF STUFF
- タイプ:ワイドタイプ
- 機能:高さ調節
- セット内容:本体のみ
- サイズ:130×124×130cm
- 価格:151,800円
5位:WILD FIT フォールディングジムセット 100kg
ベンチプレスに必要なアイテムが一式揃った、WILD FITのジムセット。
ベンチプレス台本体の他、バーベルシャフト・ダンベルシャフト・プレートがついており、届いたその日からすぐにトレーニングを始められます。
セーフティラックもセットになっているため、別で購入する必要がありません。
プレートのラバーは、白・黒・赤の3種類から選べます。
セットでついているプレートやシャフトの合計重量は、70kg・100kg・140kgの3パターンがあるので、自分のレベルに合ったものを選んでくださいね。
ただ、シンプルなつくりの商品に比べるとサイズが大きめなので、設置スペースがあるかどうかは要確認です。
- メーカー:WILD FIT
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節
- セット内容:バーベルシャフト×1・ダンベルシャフト×2・プレート×16
- サイズ:記載なし(設置サイズの目安:縦幅約230cm・横幅約260~320cm)
- 価格:68,400円
6位:ファイティングロード ホームビルダーセット
ファイティングロードが販売しているベンチプレス台のなかでも、さまざまな種目を行えるマルチタイプです。
ベンチシートやバーベルラックをはじめ、アームパッドや足を固定する器具もついています。
そのため、ダンベルカール・シットアップ・レッグカールなど幅広いトレーニングが可能です。
シートの背もたれは4段階の角度調節ができ、インクライン系の筋トレにも対応。
純正のオプションパーツを購入すれば、ラットプルダウンやアブクランチといったメニューも行えます。
ラックは高さ調節ができるので、使い勝手も問題ありません。
バーベルシャフト・ダンベルシャフト・プレートなどは、好きな重量のセットを選べますよ!
- メーカー:ファイティングロード
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節・角度調節
- セット内容:バーベルシャフト・ダンベルシャフト・プレート
- サイズ:130×137×100~130cm
- 価格:49,610円
7位:bodysolid ホームベンチ
筋トレの初心者・中級者向けにつくられた、bodysolidのベンチプレス台です。
耐荷重は120kgあり、自宅で使うには十分な強度でしょう。
ナロータイプでラック幅の狭い商品ですが、その分コンパクトなつくりのため、トレーニング時も収納時も場所を取りません。
余計な部品や器具がなくシンプルな設計なので、とにかく省スペースに設置できるベンチプレスを探している人にはおすすめ。
また、ラックの高さは10cm刻みで6段階の調節ができ、使いやすさに優れているのも魅力です。
バーベルシャフトやセーフティラックは別売りのため、他のアイテムもあわせてチェックしてみるといいでしょう。
- メーカー:bodysolid
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節
- セット内容:本体のみ
- サイズ:46×120×84~134cm
- 価格:30,240円
8位:WILD FIT マルチベンチ
WILD FITのマルチベンチは、ベンチ台以外にアームパッド・レッグエクステンションフレーム・バタフライフレームなどがついています。
パーツの組み合わせによって、幅広いトレーニングを行えるのが魅力です。
背もたれシートは、0~40度までの角度調節が可能。
バーベルラックの高さもピンで調節でき、自分のポジションに合うよう自由に設定を変えられます。
さらにラットプルがオプションとしてついているタイプなら、ラットプル系トレーニングも可能。
一台でいろいろな種目を行いたい人には、もってこいの商品です。
- メーカー:WILD FIT
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節・角度調節
- セット内容:本体のみ
- サイズ:127×163×106~126cm
- 価格:26,000円
9位:ファイティングロード ハードベンチ
シャフトやプレートは別売りの、本体のみで販売しているベンチプレス台です。
シンプル設計ながら、ラック部は150kg、シートは200kgの耐荷重があります。
ラックは5段階の高さ調節ができるので、自分の身長に合った筋トレが可能です。
また、シートは角度調節に対応しており、インクライン系のバーベル・ダーベルトレーニングや腹筋運動もできます。
折りたたみ機能がついているため、収納時に場所を取らないのも魅力です。
価格も非常に安い商品ですが、シートの横幅がやや狭いため、ハードトレーニングをしたい人は別のベンチプレス台を検討することをおすすめします。
- メーカー:ファイティングロード
- タイプ:ナロータイプ
- 機能:高さ調節・角度調節・折りたたみ
- セット内容:本体のみ
- サイズ:62×126×85~105cm
- 価格:16,500円
まとめ
ホームジム用のベンチプレス台があれば、いつでも本格的なトレーニングができます。
なかでもイチオシなのは、バーベルシャフトやプレートがセットになっているIROTECのベンチプレス台です。
さまざまな種目に対応するタイプを探しているなら、BODY DESIGNのマルチプレスベンチもいいでしょう。
その他、メーカーによっていろいろなタイプの商品が販売されています。
ここで紹介した選び方やおすすめ商品をぜひ参考にしながら、自分にぴったりのベンチプレス台を見つけてくださいね!
ゆーや
自宅でベンチプレスをするならバーベルセットやトレーニンググローブ、リストラップも必要。
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