この記事は、
・ジムハンマーが欲しいけど、どの商品を選べばいいのかわからない
・特定の部位ではなく、全身の筋肉を同時に鍛えられるトレーニングアイテムが欲しい
・ジムに行かなくても、手軽に全身トレーニングができる商品が欲しい
という人に向けて書きました。
ジムハンマーとは、タイヤを叩いて全身を鍛えるためのトレーニンググッズです。
腕や肩をはじめ、全身の筋肉を同時に鍛えられるアイテムとして注目されています。
しかし、トレーニンググッズとしてはまだあまり知られていないこともあり「どれを選べばいいのかわからない」という人も多いはず。
そこでこの記事では、ジムハンマーの選び方と、おすすめの商品6選を紹介します。
記事を読めば、自分に最適なジムハンマーが見つかるので、ぜひ参考にしてみてください。

ゆーや
マイナーな筋トレグッズのジムハンマーですが、詳しく解説していきます!
目次
ジムハンマーの選び方

それではまず、ジムハンマーを選ぶうえで押さえておきたいポイントを紹介します。
自分のレベルに合った重量を選ぶ
ジムハンマーを選ぶうえでまず大切なのは、自分のレベルに合った重量を選ぶこと。
重量は、軽いタイプなら5kg前後、重いタイプになると30kgのものもあります。
重量が重くなるほどトレーニングの強度も上がるので、ハードなトレーニングをしたい人は重いタイプを選ぶのがおすすめです。
ただし、トレーニング初心者や筋力の弱い人がいきなり高重量のタイプを使うと、重すぎて扱いづらいこともあります。
心配な方はペットボトルやダンベルなどを使い、実際の重さでとれほどの負荷がかかるのか、事前に確認してから重量を選ぶといいですよ。
重量が確認しづらい場合は、口コミも参考にしてみてください。
素材をチェック
ジムハンマーを選ぶ際は、素材もチェックしておきましょう。
ヘッド部分の素材には、スチール・鋼・ウレタンなどが主に使われます。
強い衝撃にも耐えられるようつくられているので、基本的にはどの素材でも問題はありません。
ただ、商品によってはヘッド部分と柄の部分の素材が異なる場合もあります。
たとえば、ヘッド部分は金属素材を使っているものの、柄の部分はプラスチックやラバー素材で覆っている商品も。
この場合、ヘッド部分は高い耐久性がありますが、柄の部分は使い続けていると加工がはがれる可能性もあるので、注意が必要です。
グリップ部分のすべり止め加工にも注目
ジムハンマーは、グリップ部分にすべり止め加工が施されているとすべりづらく便利です。
特に暑い季節でのトレーニングは、手にも汗をかきますよね。
そういったときにすべり止め加工があるグリップだと、汗をかいてもすべらず快適に使えます。
絶対に必要な機能ではありませんが、より使いやすい商品を探しているなら、ぜひチェックしてみてください。
ジムハンマーのおすすめ6選
それではここから、おすすめのジムハンマーを6つピックアップして紹介します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | 重量 | 素材 | すべり止め加工 | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
BODYMAKER ジムハンマー | 15kg | スチール | あり | 15,990円 |
ケトルベル魂 ジムハンマー | 10kg | 金属 | あり | 9,800円 |
DANNO アイアンハンマー | 7kg | 記載なし | あり | 9,180円 |
伊藤鉉鋳工所 トレーニングハンマー | 30kg | 記載なし | 記載なし | 19,250円 |
ZhiLianZhao ネイルハンマー | 5kg | 鋼 | あり | 17,202円 |
MostFit コアハンマー | 約5.5kg | ウレタン | あり | 115,796円 |

ゆーや
それぞれ一つずつ詳しく解説していきます!
BODYMAKER ジムハンマー
幅広い世代に人気のある、BODYMAKERのジムハンマーです。
こちらは中級レベル程度のトレーニングに適した重さ15kgのタイプですが、ほかにも軽いタイプなら3kg、重いタイプなら最大で30kgまであります。
そのため、トレーニング初心者から上級者まで、どんな人でも自分のレベルに合った重量を選べますよ。
素材はスチールを採用しており、耐久性も十分。
グリップ部分にはすべり止め加工が施されているので、使っている最中に汗をかいてもすべりづらい点もポイントです。
ジムハンマーを取り扱っているメーカーのなかでも特に重量のラインナップが多いので、迷ったらBODYMAKERの商品を選んでおけば、まず失敗することはありません。
- メーカー:BODYMAKER
- 重量:15kg
- 素材:スチール
- すべり止め加工:あり
- 価格:15,990円
ケトルベル魂 ジムハンマー
ケトルベル魂のジムハンマーは、5kg・10kg・15kgの3種類の重量があります。
トレーニング初心者はもちろん、15kgを選べば高強度のトレーニングも可能です。
素材には強度のある金属を使い、耐久性が高いのもポイント。
柄の部分にはすべり止め加工が施されており、汗をかいても滑らずに使えます。
10kg未満の重量なら10,000円を切る価格で購入でき、コスパ面でも納得のジムハンマーです。
- メーカー:ケトルベル魂
- 重量:10kg
- 素材:金属
- すべり止め加工:あり
- 価格:9,800円
DANNO アイアンハンマー
数々のトレーニンググッズを販売している、DANNOのジムハンマー。
こちらは重量7kgのタイプで、トレーニング初級から中級レベルの方におすすめです。
柄の部分が少し細めに設計されているので、動作中にしっかりと負荷をかけられます。
グリップにはすべり止め加工があり、汗をかいても快適に使えるのもうれしいポイント。
指先から前腕部など、上半身の筋肉をバランスよく鍛えられますよ。
- メーカー:DANNO
- 重量:7kg
- 素材:-
- すべり止め加工:あり
- 価格:9,180円
伊藤鉉鋳工所 トレーニングハンマー
「とにかくハードなトレーニングがしたい」という人におすすめなのが、伊藤鉉鋳工所のジムハンマーです。
重さが30kgと超高重量なので、トレーニング上級者でも納得の負荷をかけて全身を鍛えられます。
鋳物メーカーとだけあり、原材料から塗装まですべてにこだわっているのもポイント。
日本製なので、品質の高さにも定評があります。
より強く、しっかりと負荷をかけたい人はこちらのハンマーを検討してみるといいでしょう。
- メーカー:伊藤鉉鋳工所
- 重量:30kg
- 素材:-
- すべり止め加工:-
- 価格:19,250円
ZhiLianZhao ネイルハンマー
ZhiLianZhaoという海外メーカーの、鋼素材でつくられたジムハンマーです。
重さは4~10kgまであり、自分のレベルに合ったトレーニングができます。
ヘッドと柄を溶接によってつないでおり、耐久性が高く壊れにくいのも魅力。
トレーニング中にすべりづらいよう、グリップ部分には特殊な刻み加工が施されています。
海外製なので少し価格は高めですが、使いやすさと耐久性に優れたジムハンマーを探している人にはおすすめです。
- メーカー:ZhiLianZhao
- 重量:5kg
- 素材:鋼
- すべり止め加工:あり
- 価格:17,202円
MostFit コアハンマー
こちらも海外製で、MostFitというメーカーのジムハンマーです。
ヘッドには丈夫なウレタン素材を採用し、強い衝撃にも耐えられるよう設計されています。
ハンドルにはプラスチック、グリップ部分にはラバー素材を採用し、すべらないよう工夫されているのが特徴。
また、こちらのハンマーはヘッドが丸形の形状で扱いやすく、タイヤなしでもトレーニングができます。
ただ、海外メーカー製ということもあり価格に差があるので、セール時などを狙って購入するといいかもしれません。
- メーカー:MostFit
- 重量:約5.5kg
- 素材:ウレタン
- すべり止め加工:あり
- 価格:115,796円
【Q&A】よくある質問に回答します!

ジムハンマーはトレーニンググッズのなかでは知名度が低く、詳しい使い方を知らない人もいますよね。
ここからは、ジムハンマーのQ&Aを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ジムハンマーのタイヤ代わりになるものは何がある?
ジムハンマーのタイヤ代わりには、以下のようなものが使えます。
- ゴムのシート板
- 何重かに重ねたフロアマット
- 砂を詰めた麻袋
ただし、ものによっては耐久性が足りない場合もあるので、準備できるのであればやはりタイヤを使うのが無難です。
ジムハンマーの使い方は?
ここでは、ジムハンマーを使ったトレーニングのなかで最も一般的な「オーバーヘッドスラム」という種目のやり方を紹介します。
- 適度な間隔をあけてハンマーの柄を両手でもつ
- 手をスライドさせながら、手首と脇をしめてタイヤを叩く
- 手の上下位置を持ちかえて、大きくふりかぶったあと同じように叩く
- この動作を繰り返し行う
ポイントは腕の力だけに頼らず、下半身や腰も使いながら大きな動作を意識すること。
室内で行う場合は、天井に当たらないよう注意してくださいね。
詳しい使い方は、以下の動画も参考にしてみてください。
ジムハンマーの筋トレ効果は?
ジムハンマーはハンマーを大きく振り下ろすことで、腕や肩だけでなく、脚・背中・胸・体幹といった全身のトレーニングができます。
筋力アップはもちろん、身体機能の向上や、脂肪燃焼にも効果的です。
部分的な筋肉を鍛える筋トレ種目に比べると、同時にいろいろな部位の筋肉を鍛えられるため、全身のトレーニングをしたい人に向いています。
また、ハンマーを振りかぶってタイヤを叩く動作は爽快感があり、ストレス発散にも効果を発揮してくれますよ。
まとめ
ジムハンマーを使ってトレーニングすると、腕や肩をはじめとした全身の筋肉を鍛えられます。
ここで紹介した商品のなかだと、BODYMAKERやケトルベル魂のジムハンマーが、使いやすくてコスパもよくおすすめです。
万が一タイヤがない場合は、ゴムのシート板やフロアマットを重ねるなどして代用するといいでしょう。
ただ、一時的な代用品だと耐久性が不十分な可能性もあるので、準備できる場合はぜひタイヤとセットで使ってみてくださいね!

ゆーや
握力に自信のない方は、セットでトレーニンググローブも揃えておくと安心ですよ!