この記事は、
・トレーニングベルトが欲しいけど、どれを選べばいいかわからない
・フリーウェイトトレーニングの効果を上げるアイテムが欲しい
・高重量のバーベルやダンベル系トレーニングを行う際、腰や背中のケガを防ぎたい
という人に向けて書きました。
スクワットやデッドリフトなど、高負荷のかかる筋トレをするときに役立つトレーニングベルト。
リフティングベルトやパワーベルトといった別名もあるアイテムで、体幹を安定させながら、筋トレ効果もアップできます。
しかし、メーカーによってベルト幅や素材もさまざまで、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、トレーニングベルトの選び方と、おすすめの商品10選を紹介します。
ゆーや
記事を読めば自分にぴったりのトレーニングベルトが見つけられるので、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
トレーニングベルトの選び方
トレーニングベルトを選ぶ際、注目すべきポイントは以下の3つです。
- ベルト幅の広さをチェックする
- 使われている素材で選ぶ
- バックルの種類も確認する
ゆーや
それでは一つずつ解説します!
ベルト幅の広さをチェックする
トレーニングベルトを選ぶときは、ベルト幅の広さをチェックしましょう。
幅が広いほど腹部をしっかりと固定してくれるので、強度の高い筋トレをする際も体勢が安定します。
そのため、高重量のトレーニングをメインに行う人は、できるだけベルト幅の広いものを選ぶのがおすすめです。
逆にベルト幅の細いタイプはほどほどのホールド力があり、誰でも扱いやすいのが特徴。
筋トレの際も邪魔になりにくいので、筋トレ初心者はベルト幅の細いものを選ぶのもありです。
使われている素材で選ぶ
次に、素材にも注目しましょう。
トレーニングベルトに使用される素材は大きく分けてレザーとナイロンの2種類です。
それぞれ特徴が異なるため、上の画像を参考にして選んでくださいね。
バックルの種類も確認する
トレーニングベルトを選ぶ際に押さえておきたいもう1つのポイントは、バックルの種類。
レザー素材のトレーニングベルトに多く使われているのは、ベルトの穴にピンを刺して固定するピンタイプです。
ピンタイプはピンを1本刺すタイプと2本刺すタイプがありますが、2本タイプのほうが主流でホールド力も高め。
ピンタイプ以外に、以下のようなバックルもあります。
- レバーを倒して固定するレバーアクション
- フックを引っかけるだけで着脱ができるフックバックル
- 面ファスナーで着脱ができるマジックテープ
各種類によって着脱のしやすさや使いやすさが違うので、自分が行うトレーニングの種目や用途に合った種類のバックルを選ぶといいですよ。
トレーニングベルトのおすすめランキング10選
それではここから、トレーニングベルトのおすすめランキングを紹介します。
商品名 | 価格 | ベルト幅 | 素材 | バックルの種類 | サイズ |
---|---|---|---|---|---|
1位:NonModo トレーニングベルト | 2,880円 | 16cm | ポリウレタン | ピンタイプ | S・M・L・XL |
2位:ゴールドジム トレーニングベルト | 7,150円 | – | レザー | ピンタイプ | XS・S・M・L・XL |
3位:RDX トレーニングベルト | 4,980円 | – | 牛革 | ピンタイプ | S・M・L・XL・2XL |
4位:Harbinger トレーニングベルト | 4,400円 | – | ナイロン・ポリエステル他 | マジックテープ (ステンレスローラーバックル) | S・M・L・XL |
5位:TRUHOR トレーニングベルト | 1,680円 | 15cm | ナイロン | マジックテープ | S・M |
6位:Zawick トレーニングベルト | 12,980円 | 10cm | スエード | レバーバックル | XS・S・M |
7位:RITFIT ウエイトトレーニングベルト | 2,180円 | 15cm | ナイロン・トリコット他 | マジックテープ | XS・S・M・L・XL・2XL |
8位:Schiek リフティングベルト | 7,980円 | 10cm | – | マジックテープ | XS・S・M・L・XL |
9位:YuHaru トレーニングベルト | 2,680円 | 10cm | PUレザー | ピンタイプ | S・M・L |
10位:A-Gloss トレーニングベルト | 3,780円 | 11cm | 牛革 | ピンタイプ | M・L・XL |
1位:NonModo トレーニングベルト
NonModoのトレーニングベルトは、腰部分のベルト幅が16cmと広めに作られています。
そのため、初心者から上級者まで幅広い層にとって使いやすいのが特徴。
ベルトの内側には1.8cmの肉厚クッションがあり、トレーニング中にずれにくいよう設計されています。
本体素材の撥水性がよく、手入れが簡単なのもうれしいポイントです。
・価格:2,880円
・ベルト幅:16cm
・素材:ポリウレタン
・バックルの種類:ピンタイプ
・サイズ:S・M・L・XL
2位:ゴールドジム トレーニングベルト
トレーナーに絶大な人気を誇るスポーツブランド・ゴールドジムのトレーニングベルトです。
強度の高いブラックレザーを素材に使い、耐久性に優れています。
ホールド力も強いので、高重量の筋トレをするときも重宝するでしょう。
本体ベルトの真ん中部分にゴールドジムのロゴが入っており、見た目のカッコよさにこだわっている人にもおすすめです。
・価格:7,150円
・ベルト幅:-
・素材:レザー
・バックルの種類:ピンタイプ
・サイズ:XS・S・M・L・XL
3位:RDX トレーニングベルト
RDXのトレーニングベルトは高品質の牛革素材を使っていて、高い圧力にも耐える頑丈なつくりです。
腰や背中のラインに沿うよう設計されているため、腰の痛みを軽減したい場合にもうってつけ。
バックサポート部分にはRDX独自開発の衝撃吸収素材を搭載することで、快適な装着感を実現しているのも魅力です。
レザー素材にしては吸水性がよく、汗をかいても快適に使えるでしょう。
・価格:4,980円
・ベルト幅:-
・素材:牛革
・バックルの種類:ピンタイプ
・サイズ:S・M・L・XL・2XL
4位:Harbinger トレーニングベルト
腰部分にしっかりフィットし、腹部に適度な圧力をかけられるHarbingerのトレーニングベルト。
マジックテープ式ですが、ステンレスローラーバックルが付いているので、締め付け具合は簡単に調節できます。
ベルトの内側には肌触りのいいトリコット生地を使用しており、使い心地がいいのもポイント。
革のベルトに比べると折り曲げやすく、ジムに持ち運んでトレーニングしたい人にもぴったりです。
・価格:4,400円
・ベルト幅:-
・素材:ナイロン・ポリエステル他
・バックルの種類:マジックテープ(ステンレスローラーバックル)
・サイズ:S・M・L・XL
5位:TRUHOR トレーニングベルト
とにかく安い商品を探しているなら、TRUHORのトレーニングベルトがおすすめです。
ナイロン素材なのでレザーに比べると耐久性やホールド感はやや劣るものの、1,000円台の安価で購入できます。
ローラーと面ファスナーがついており、装着や腹圧の調整も簡単に行えますよ。
手洗いが可能で、衛生的に使えるのもうれしいですね!
・価格:1,680円
・ベルト幅:15cm
・素材:ナイロン
・バックルの種類:マジックテープ
・サイズ:S・M
6位:Zawick トレーニングベルト
強度の高いスエード素材を使った、Zawickのトレーニングベルト。
本体の全幅を均一に設計することで、腹圧を逃すことなく効率的にトレーニングできます。
ベルトの端部分に丸みを持たせる独自のエッジ加工により、骨盤や助骨への痛みを軽減しているのも特徴です。
レバーバックルタイプなので、着脱も楽に行えます。
・価格:12,980円
・ベルト幅:10cm
・素材:スエード
・バックルの種類:レバーバックル
・サイズ:XS・S・M
7位:RITFIT ウエイトトレーニングベルト
RITFITのトレーニングベルトは、本体に使い勝手のいいナイロン・ネオプレーン生地を採用しています。
腰パッドの幅は15cmと比較的厚めで、ホールド力・サポート力も問題ありません。
質がいいわりに価格が安いので、コスパを重視している人にもおすすめです。
・価格:2,180円
・ベルト幅:15cm
・素材:ナイロン・トリコット他
・バックルの種類:マジックテープ
・サイズ:XS・S・M・L・XL・2XL
8位:Schiek リフティングベルト
フィット感にこだわるなら、Schiekのリフティングベルトを検討してみてはどうでしょうか。
腰のラインに沿ってベルトを設計しており、しっかりとフィットするのが特徴です。
面ファスナータイプなので締め付け具合も簡単に調節でき、筋トレ初心者~上級者まで幅広い層におすすめの商品ですよ。
・価格:7,980円
・ベルト幅:10cm
・素材:-
・バックルの種類:マジックテープ
・サイズ:XS・S・M・L・XL
9位:YuHaru トレーニングベルト
こちらは、トレーニングベルト・リストラップ・リストストラップの3つがセットになったお得な商品です。
本体のベルトは耐久性の高いレザー素材でつくられていて、ハードなトレーニングでも活躍します。
パッド部分の厚みもしっかりあるので、トレーニング時の腰の痛みが気になる人や、高いサポート力を求める人にもおすすめです。
・価格:2,680円
・ベルト幅:10cm
・素材:PUレザー
・バックルの種類:ピンタイプ
・サイズ:S・M・L
10位:A-Gloss トレーニングベルト
バックル構造を採用し、使いやすさにこだわったA-Glossのトレーニングベルト。
本体素材は耐久性の高い牛革で、初心者はもちろん上級者にもぴったりの商品でしょう。
抗菌メッシュバッグがついており、汗をかいても蒸れづらいのも魅力です。
・価格:3,780円
・ベルト幅:11cm
・素材:牛革
・バックルの種類:ピンタイプ
・サイズ:M・L・XL
トレーニングベルトに関するQ&A
ここからは、トレーニングベルトに関するQ&Aを紹介します。
トレーニングベルトの効果とは?デメリットはある?
トレーニングベルトを装着すると、主に以下のような効果が期待できます。
- 体にかかる負担を軽減できる
- 体幹が安定し、ターゲットにしている部位を限界まで鍛えられる
- ケガのリスクが下がり、トレーニングを継続しやすくなる
とくにデッドリフトやスクワットなど、筋トレビッグ3と呼ばれる種目は筋トレ効果が高い反面、体への負担も大きくなりがちです。
そんなときにトレーニングベルトを使えば腰回りや体幹が安定し、腰や背中のケガ防止にもつながります。
ただし、トレーニングベルトは装着するだけで体が安定するので、腹圧を高める能力や体幹をあまり鍛えられないのはデメリットです。
ベルトに頼りすぎると正しいフォームを覚えられないこともあるため、トレーニングベルトを装着して筋トレをする際はフォームも意識しながら行うといいでしょう。
トレーニングベルト・リフティングベルト・パワーベルトの違いは?
トレーニングベルト・リフティングベルト・パワーベルトの主な違いは以下の通りです。
- トレーニングベルト:フリーウェイトトレーニング全般において使いやすく、初心者~上級者まで幅広い層に向いている
- リフティングベルト:トレーニングベルトよりベルトの幅や厚みがあり、本格的なデッドリフト・スクワットをメインにトレーニングする人に向いている
- パワーベルト:ベルトの全周が同じ幅になっているタイプをパワーベルトと呼ぶことが多い
なお、ベルトの幅や厚み、形状などに若干の違いはあるものの、それぞれの種類が明確に分類されているわけではありません。
名称にこだわるよりは、サイズ感やフィット感、耐久性などを見て自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
トレーニングベルトの手入れ方法は?
水洗いができないトレーニングベルトの場合、基本的には風通しのいい場所に保管して、雑菌の繁殖を防ぐようにしましょう。
ニオイやカビの原因にならないよう、ベルトを使ったあとは毎回しっかり汗を拭き取ることが大切です。
水洗いが可能な商品もありますが、洗濯機での洗濯はできないケースがほとんどなので、説明書やメーカー公式サイトに載っている洗い方に沿って手入れするのがおすすめ。
革素材のトレーニングベルトを使う際は、定期的に革製品専用のオイルを塗って手入れするのも1つの方法です。
トレーニングベルトの使い方を教えてください。
トレーニングベルトは筋トレをする前に腰に装着し、腰や背中のサポートするのが基本の使い方です。
バックルのタイプは商品によって違うので、ピンタイプならピンを留める箇所、マジックテープならファスナーを留める箇所などで、締め付け具合を調節しましょう。
あまりきつく締めすぎると、トレーニング中に息苦しさや痛みを感じることがあるため、適度に固定するのがポイントです。
トレーニングベルトは高重量を扱う筋トレ時にのみ使うものなので、筋トレが終わったらつけっぱなしにせずに外すことも忘れないようにしてください。
具体的にどのようなトレーニングに使えますか?
トレーニングベルトは腹圧を保ち筋トレ効果を上げながら、同時に腰や背中のサポートをしてくれるアイテムです。
そのため、基本的には腰や背中に負荷がかかりやすい筋トレに効果的。
特に、筋トレBIG3とも呼ばれる以下3つの筋トレで効果を発揮します。
- バーベルスクワット
- デッドリフト
- ベンチプレス
他にも、ショルダープレスやオーバーヘッドプレスといった筋トレでも活躍しますよ。
トレーニングベルトはセット終わりに外した方が良いですか?
同じ筋トレ種目のセット終わりなら、わざわざトレーニングベルトを外す必要はありません。
筋トレのセット間インターバルの基本は1~2分程度ですし、それだけの時間のために1回1回外すのは面倒ですよね。
最近のトレーニングベルトは簡単に締め付け具合を調節できるものがほとんどなので、ベルトを少しゆるめる程度で十分対応できます。
ただし、違う種目の筋トレに移る際など、インターバルの時間を長く取るときは外してもOKです。
また、同じ筋トレのセット間でどうしてもつけているのが邪魔に感じたり、腹部に圧迫感を感じたりする場合は、その都度外すしたほうが無難です。
通常のベルトで代用できますか?
トレーニングベルトと同程度の幅があり、なおかつ腹部をしっかりホールドできるゴツめのベルトであれば代用できます。
しかし、通常の革ベルトや細いベルトはしっかり腹部に負荷をかけられず、腰や背中のサポート力も弱いので代用はできません。
腰サポーターなどもほとんどの商品は伸縮性があるため、トレーニングベルトと同じように負荷をかけるのは難しいです。
どうしても他のもので代用したい場合は、幅が広くて固定力もあるベルトやサポーターを探しましょう。
とはいえ、トレーニングベルトは安いものだと1,000円台から購入できるものもあります。
代用品がすぐに見つかりそうにない場合は、安価なトレーニングベルトを買ったほうが手っ取り早くておすすめです。
まとめ
トレーニングベルトは体幹を安定させて筋トレ効果を上げられるだけでなく、ケガの防止にもつながる便利なアイテムです。
今回紹介した商品のなかだと、ベルト幅が厚めで手入れもしやすいNonModoのトレーニングベルトがとくにおすすめ。
他にもいろいろなタイプの商品があるので、記事内で解説した選び方も参考にしつつ、自分に合ったトレーニングベルトを見つけてくださいね。
ゆーや
自分にぴったりなトレーニングベルトを手に入れて、安全で効率的な筋トレを行いましょう。