この記事は、
・ウエイトベストを購入したいけど、どれがいいか分からない
・筋トレの効果を上げるためのアイテムが欲しい
・自重トレーニングだとなかなか負荷がかけられない
という人向けに書きました。
ウエイトベストとは重りのついたチョッキ。
別名ウエイトジャケットや加重ベスト、パワーベストなどと呼ばれており、自重トレーニングの効果を最大限にしてくれます。
筋トレをするなら1つはもっておきたい便利アイテムですが、いざ購入するとなると「ウエイトベストって種類が色々とありすぎて、どれを選べばいいか分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ウエイトベストの選び方とおすすめ商品を紹介します。
この記事を読めば、自分に最適なウエイトベストが見つかるはずです。
後半ではウエイトベストに関するQ&Aも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ゆーや
ちなみに9種類の中で最もおすすめのウエイトベストはミズノのウエイトジャケットです。
口コミ評価が高い大人気商品なので、これを選んでおけば間違いないですよ。
目次
ウエイトベストの選び方
まずは、ウエイトベストを選ぶ際に見ておきたいポイントを紹介します。
ウエイトベストを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 総重量を確認する
- 重量の調節がどのくらいできるかチェックする
- 自分にあった形とサイズを選ぶ
ゆーや
それでは一つずつ解説していきます。
総重量を確認する
ウエイトベストを選ぶ上でもっとも重要なのは総重量です。
ウエイトベストは、身につけることで体に負荷を与え、筋トレや運動時の効果を上げることが目的。
そのため、総重量が何kgなのかによって、どれだけトレーニングの効果をアップできるかが決まります。
ウエイトベストの総重量は、10kg未満の軽いタイプをはじめ、30kg以上の重いものまでさまざまです。
トレーニング時にしっかり負荷をかけたいなら、10kg以上の重いものを選ぶのがおすすめ。
ただし、総重量が重ければ重いほど、体にかかる負担も大きくなります。
筋トレ初心者がいきなり重すぎる重量の商品を使うと、フォームの崩れやオーバーワークの原因になることもあるので注意が必要です。
重量の調節がどのくらいできるかチェックする
ウエイトベストの重量の調節がどのくらいできるかも、購入する前に確認しておきましょう。
上記で総重量について解説しましたが、基本的にウエイトベストの総重量は、本体の重量+重りの重量で決まります。
たとえば総重量10kgのウエイトベストの場合、本体の重量が500gだとすると、残り9,500gは重りの重量です。
また、製品によって重り1個分の重量は異なり、1個100g程度の軽い重りもあれば、300gや400g程度の重りもあります。
「トレーニングの種目や体の状態に合わせて細かい重量の調節がしたい」という人は、重り1個あたりの重量が100gや200gなど、できるだけ重量の微調節ができるものを選ぶといいですよ。
自分にあった形とサイズを選ぶ
ウエイトベストを選ぶ際にもう1つ確認しておきたいのが、形とサイズです。
ウエイトベストと一言にいっても、実は製品によって色々な形があります。
たとえば、肩からお腹部分まで上半身全体に装着するものなら、体全体をバランスよく鍛えるのに最適。
お腹部分をあけ、肩から胸にかけて装着するショートタイプのウエイトベストは、ウエスト部分を自由に動かせるため、細かい動きのエクササイズや体感を鍛えるのに適しています。
このように、どんな形の製品を選ぶかによって鍛えられる部位や適したトレーニングが異なるので、用途やトレーニングのメニューに合った形のウエイトベストを選びましょう。
また、いくら形がよくてもサイズが合っていなければせっかくのウエイトベストの効果が半減します。
男性が使うならメンズ用の製品を選ぶのはもちろんのこと、胸囲やウエストサイズも確認して、サイズが合っているかをチェックすることもお忘れなく。
ウエイトベストのおすすめランキング9選
それではここから、おすすめのウエイトベスト9選を紹介します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | 値段 | 総重量 | 重り | サイズ | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1位:ミズノ ウエイトジャケット | ¥13,945 | 10kg | 約380g×25個 | 110cm | イチオシの最強なウエイトベスト |
2位:ケトルベル魂 パワーウエストベルト Sタイプ | ¥9,800 | 10kg | 400g×24個 | 46×55cm | 目的によってタイプが選べる薄いウエイトベスト |
3位:AIFY ウエイトベスト | ¥6,980 | 10kg | 250g×38個 | ウエスト60~110cm | 総合バランスの良いウエイトベスト |
4位:LAKARU ウエイトベスト | ¥2,699 | 5.4kg、9kg | – | 33×43cm | 格安のウエイトベスト |
5位:リーボック ストレングスシリーズウェイトベスト | ¥6,891〜10,328 | 5kg、10kg | – | 40×36×5.5cm | 目立たないウエイトベスト |
6位:IROTEC NEWアジャストパワーウエイトベスト | ¥8,800 | 約20kg | 2kg (個数の記載なし) | フリーサイズ (成人男性用) | 上級者向けのウエイトベスト |
7位:アディダス パフォーマンスアジャスタブルウエイトベスト | ¥19,000 | 10kg | 0.5kg×8個、1.0kg×6個 | 44×61×3.5 cm | 最上級のウエイトベスト |
8位:FIELDOOR ウエイトベスト | ¥8,880 | 20kg | 1kg (個数の記載なし) | 44×58cm | 機能性の高いウエイトベスト |
9位:TOMOTIME ウエイトベスト | ¥11,580 | 10kg、20kg | 200g (個数の記載なし) | 56×56×75~159cm | 洗濯ができるウエイトベスト |
ゆーや
値段や形なども製品により異なるので、自分にぴったりのウエイトベストを探してみてくださいね。
1位:ミズノ ウエイトジャケット
まずご紹介するのはミズノのウエイトベストです。
こちらは総重量10kgとそこそこの重さがあり、本体重量500g+380g×25個の重りで細かい重さ調節ができます。
そのため、はじめてウエイトベストを使う人にも非常におすすめ。
素材は柔軟な動きにも対応してくれるナイロンとクロロプレンゴムを使い、トレーニング中のさまざまな動きにフィットしてくれます。
着用方法も、頭から肩にかけて被るように乗せ、2本のベルトで止めるだけと簡単です。
筋トレはもちろん、ランニングやエクササイズなど幅広い用途に使える商品ですよ。
- ブランド:ミズノ
- 商品名:ウエイトジャケット
- 値段:¥13,845
- 総重量:10kg
- 重り:約380g×25個
- サイズ:110cm
- 素材:(本体)ナイロン・クロロプレンゴム、(重り)砂鉄
2位:ケトルベル魂 ウエイトベストSタイプ
ケトルベル魂のウエイトベストは、種類豊富なデザインをそろえていて、タイプや形によって特徴も異なります。
中でもトレーニング初心者におすすめなのが、体全体をバランスよく鍛えられる薄手のSタイプ。
総重量は10kgで、本体の600gに加えて400gの重りが24個付いており、細かい重量の調節もできます。
着脱も簡単で、家での自重トレーニングをするなら十分な性能といえるでしょう。
細かい動きのあるエクササイズをする人や、体感を鍛えたい人は、ショート丈のTタイプやXタイプを選ぶのもありです。
TタイプやXタイプはそれぞれ最大重量が10kgと20kgがあるので、用途に合わせて最適なタイプを選んでみてください。
- ブランド:ケトルベル魂
- 商品名:ウエイトベストSタイプ
- 値段:¥7,800
- 総重量:10kg
- 重り:400g×24個
- サイズ:46×55cm
- 素材:-
3位:AIFY ウエイトベスト
重量・動きやすさ・価格など、総合的にバランスのいいのがAIFYのウエイトベストです。
上半身全体に装着するタイプで、総重量は初心者でも重すぎない10kg。
250gの砂袋が38個付いているため、重量の微調整にも対応できます。
また、マジックテープの付けはずしだけで着脱ができるのも評価したいポイント。
ウエイトベストの装着時に痛みを感じやすい肩にはパッドがあり、快適にトレーニングができるよう工夫もされています。
ウエイトベストとしては十分な機能を備えていながら、価格も7,000円前後と安いので、トレーニング初心者はこちらの製品も検討してみると良いですよ。
- ブランド:AIFY
- 商品名:ウエイトベスト
- 値段:¥6,999
- 総重量:10kg
- 重り:250g×38個
- サイズ:ウエスト60~110cm
- 素材:-
4位:LAKARU ウエイトベスト
LAKARUのウエイトベストは、総重量5.4kgか9kgのどちらかを選べます。
肩から背中をメインに装着するタイプで、胸やお腹の部分が空いており、激しい動きのフィットネスやトレーニング時にも動きやすいのが特徴。
男女兼用タイプですが、バックルは長さ調節ができるので、多少がたいのよい男性の体型にもフィットしてくれます。
左側にある小物ポケットは取り外し可能で、トレーニング時に邪魔になりがちなカギやスマホなどを入れておけるのもうれしいポイント。
ただし、重りでの細かい重量調節ができないので、購入する際は重量をよく検討してから決めるといいでしょう。
- ブランド:LAKARU
- 商品名:ウエイトベスト
- 値段:¥4,990
- 総重量:5.4kg、9kg
- 重り:-
- サイズ:33×43cm
- 素材:-
5位:リーボック ストレングスシリーズウェイトベスト
リーボックのストレングスシリーズウェイトベストは着用していても目立たない重りベストを探している人にぴったりの商品です。
重りが一箇所に集中しているウエイトベストが多い中、こちらの商品は全体に満遍なく重量を分散しているため、比較的薄くフィット感抜群。
冬場であればジャケットやダウンの下に着用しても違和感がありません。
また、二重バックルでしっかりと固定されるので、ズレを気にすることなくウォーキングやランニング、ハードなトレーニングに集中できます。
通気性も良い方ですが、真夏だと熱がこもるとの意見もあったので、猛暑時は無理をしないようにしてくださいね。
- ブランド:リーボック
- 商品名:ストレングスシリーズウェイトベスト
- 値段:¥6,891〜10,328
- 総重量:5kg、10kg
- 重り:-
- サイズ:40×36×5.5cm
- 素材:-
6位:IROTEC NEWアジャストパワーウエイトベスト
トレーニング上級者におすすめなのが、IROTECのNEWアジャストパワーウエイトベストです。
総重量が最大20kgあるため、しっかり負荷をかけて本格的にトレーニングをしたいときに大活躍。
重りは2kg単位の重量調節ができるため、トレーニング内容によって負荷もその都度変えられます。
形は防弾チョッキのような上半身全体に装着するタイプで、スクワットや腕立てなど、さまざまな自重トレーニングで使用可能です。
「20kgだとさすがに重すぎる」という人は、最大重量10kgのタイプもあるので、トレーニングメニューや体の状態に合ったものを選んでみてくださいね。
- ブランド:IROTEC
- 商品名:NEWアジャストパワーウエイトベスト
- 総重量:約20kg
- 重り:2kg
(個数の記載なし) - サイズ:フリーサイズ
(成人男性用) - 素材:-
7位:アディダス パフォーマンスアジャスタブルウエイトベスト
アディダスのパフォーマンスアジャスタブルウエイトベストは他製品に比べてメリットの多い最上級の商品です。
- 重量が細かく、簡単に調節できる
- 吸汗性・速乾性・透湿性・保温性に優れている
- ハイエンドなストラップで自分の体にぴったりフィット
など、トレーニング効果を最大限にする工夫が至る所に見られます。
実際にAmazonのレビューは星5つ中4.5と高評価。
※2021年11月29日時点
値段はやや高めですが、お財布に余裕があるならぜひとも手に入れたいウエイトベストです。
- ブランド:アディダス
- 商品名:パフォーマンスアジャスタブルウエイトベスト
- 値段:¥19,000
- 総重量:10kg
- 重り:0.5kg×8個、1.0kg×6個
- サイズ:44×61×3.5 cm
- 素材:-
8位:FIELDOOR ウエイトベスト
重さ1kgから最大20kgまで調節できる、FIELDOORのウエイトベスト。
肩・背中・お腹にかけて装着し、体全体をバランスよく鍛えられるタイプです。
重りを入れるポケットは、ベストの前面・背面20箇所に設置されており、どこに重りを入れるかによっても細かい負荷のかけ方を変えられます。
また、小物を収納できるメッシュポケットや、広めの肩パッドを採用し、機能性も十分です。
重さを調節すれば、腕立てやスクワットなど色々な用途で使えるウエイトベストでしょう。
ただし洗濯はできず、手洗いや濡れた布でふき取るなどの手入れが必要なため、キレイな状態を保つには少し手間がかかるかもしれません。
- ブランド:FIELDOOR
- 商品名:ウエイトベスト
- 値段:¥8,480
- 総重量:20kg
- 重り:1kg
(個数の記載なし) - サイズ:44×58cm
- 素材:-
9位:TOMOTIME ウエイトベスト
TOMOTIMEのウエイトベストは、総重量10kgか20kgのどちらかを選べます。
他のウエイトベストよりも作りがしっかりしており頑丈なので、特に大きな負荷をかけたトレーニングをしたい場合は20kgのほうがおすすめです。
20kgといっても、重りで200g単位の調節ができるため、重すぎると感じれば重量を減らすことも可能。
防弾チョッキのような上半身全体を覆うタイプのため、ランニング・懸垂・ディップスなど、幅広いトレーニングで活躍します。
また、ウエイトベストとしては珍しく洗濯ができるのもうれしいポイントです。
汚れても手入れが簡単なので、暑い夏場でも重宝するアイテムですね。
- ブランド:TOMOTIME
- 商品名:ウエイトベスト
- 値段:¥11,580
- 総重量:10kg、20kg
- 重り:200g
(個数の記載なし) - サイズ:56×56×75~159cm
- 素材:(裏側)スパンデックス
ウエイトベストに関するQ&A
ここからは、ウエイトベストに関するQ&Aを紹介します。
ウエイトベストを購入するにあたり何か疑問がある人は、こちらも参考にしてみてください。
ウエイトベストのメリットやデメリットを教えてください
ウエイトベストを使う上で一番多い質問がメリットとデメリットについてです。
では、ウエイトベストにはどんなメリット・デメリットがあるのか、それぞれ解説しますね。
ウエイトベストのメリット
ウエイトベストのメリットは、なんといっても筋トレや運動の効果をアップしてくれること。
特に家で行う自重トレーニングでは、基本的に自分の体重が負荷となるので、体重以上の負荷をかけるのはなかなか難しいですよね。
そんなときにウエイトベストを使えば、自分の体重よりも重い負荷をかけられ、通常よりもトレーニングの強度が増します。
その結果、筋トレやエクササイズの効果が上がるというわけです。
また、ランニングやエクササイズをする際にウエイトベストを着ると、心肺機能や持久力の向上にもつながります。
「自重トレーニングだといまいち負荷がかからない」という人は、ぜひウエイトベストを活用してみるといいですよ。
ウエイトベストのデメリット
ウエイトベストのデメリットとしては、肩の痛みが挙げられます。
それなりの重さのベストを着ると、ベストを支えている肩に負担がかかるので、人によっては肩に痛みを感じることが。
最近のウエイトベストは肩への負担を考慮して、厚めの肩パッドを使っている商品も多くありますが、それでも20kg以上の高重量ベストなどは肩が痛くなる可能性は高いので注意が必要です。
もう1つのデメリットは着脱が面倒な点。
特に20kgを超えるウエイトベストは、重りをすべて付けたまま着脱するのはかなり大変です。
ベストを着脱する前に重りを外したり付けたりする必要があるので、少し手間に感じるかもしれません。
ウエイトベストを着用して立っているだけでも何か効果はありますか?
結論からいうと、立っているだけでは何かしらの効果は期待できません。
ウエイトベストは重さで負荷を加え、いつもより強度の高いトレーニングをすることで、筋トレや運動の効果を高めるアイテムです。
そのため、いくらウエイトベストを着ていても、ある程度負荷のかかるトレーニングをしなければあまり意味はないでしょう。
立ちっぱなしで何かの作業をするなら、足腰を鍛えるための練習や多少のカロリー消費量の増加は期待できるかもしれません。
しかし、筋肥大やトレーニング効果のアップを目指すのであれば、やはりそれに見合ったトレーニングをするのがベストです。
ウエイトベストは自作できますか?
ウエイトベストの自作はできます。
中には、アウトドア用ベストのポケットに重りを入れてウエイトベストの代用として使っている人もいるようです。
ただし自作したものは耐久性に問題があったり、トレーニング時に邪魔になることも…
また、重りが偏ることで逆に体を傷めてしまうケースもあるので、できればトレーニングをすること前提で作られたウエイトベストを購入した方が良いですよ。
初心者におすすめのウエストベストはありますか?
初心者にはAIFYのウエイトベストがおすすめです。
細かい重量調節ができ、値段もお手頃なので、初めての人でも問題なく使用できます。
女性におすすめのウエストベストはありますか?
女性にはLAKARUのウエイトベストが良いでしょう。
男性向けのウエイトベストが多い中、こちらはユニセックス。
女性の体にもフィットします。
多少高くても問題なければ、リーボックのストレングスシリーズウェイトベストも良いかもしれません。
5kgと軽量のものもあり、見た目もオシャレなので女性から人気があります。
ウエストベストは家で洗濯できますか?
商品によって異なります。
洗濯ができない場合、濡れたタオルで汗を拭き取り、抗菌か消臭スプレーをかけるなどの手入れが必要です。
まとめ
今回紹介したウエイトベストの中でも、私がイチオシするのはミズノのウエイトベストです。
しかし、ウエイトベストは重量や形によって、トレーニング時にかかる負荷の大きさや用途などが異なります。
初心者は無理せずに軽めの重量を選ぶのがおすすめですが、筋トレ上級者は思い切って高重量のウエイトベストを選ぶのもありです。
ただし、商品によっては細かい重量の調節ができないものもあるので「高重量だとちょっと不安」という人は、重量調節のできる商品を選ぶといいですよ。
ゆーや
この記事を参考に自分に最適なウエイトベストを見つけて、爆速で肉体改造を目指しましょう。