この記事は、
・自宅用のアブダクション&アダクションマシンが欲しいけど、どれを購入しようか悩んでいる
・アブダクション&アダクションマシンの選び方を知りたい
・業務用としても使える本格的なアブダクション&アダクションマシンが欲しい
という人に向けて書きました。
アブダクション&アダクションマシンは、太ももやお尻の筋肉を鍛えるためのマシンです。
アダクションは内転筋群を中心とした太ももの内側の筋肉、アブダクションは中殿筋を中心としたお尻周りの筋肉を鍛えられます。
しかし、実際にマシンを購入するとなると、業務用の本格マシンから油圧式の軽量マシンまであり、どれにすればいいか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、アブダクション&アダクションマシンの選び方と、おすすめの商品7選を紹介します。
記事を読めば自分に最適のアブダクション&アダクションマシンが見つかるので、ぜひ最後まで目を通してみてください!
ゆーや
今回ご紹介するのは、下半身を徹底的に鍛え抜きたい人にオススメのマシンです!
目次
アブダクション&アダクションマシンの選び方
まずは、アブダクション&アダクションマシンの選び方を紹介します。
負荷のタイプを選ぼう
アブダクション&アダクションマシンの負荷のかけ方には、ウエイト式と油圧式の2種類があります。
ウエイト式は、ウエイトスタックと呼ばれる長方形の重りで重量を調節するタイプ。
軽めの重量はもちろん、50kgを超える高重量まで扱える場合が多く、筋トレ上級者に向いています。
ただし、高重量が扱えるぶん価格は高めです。
油圧式は、油圧シリンダーという負荷を用いてトレーニングを行います。
早く押し出すには強い力が、ゆっくり押し出すには弱い力が必要で、注射器のような原理で負荷をかけるのが特徴です。
安全設計で初心者でも使いやすいですが、ウエイト式に比べるとあまり重い負荷はかけられません。
そのぶん、価格は安く抑えられています。
負荷の大きさや価格を考えて、どちらのタイプにするか選んでみてください。
ウエイト重量や負荷の調節機能も確認
負荷のタイプを決めたら、次はウエイト重量や負荷の調節機能も確認しておきましょう。
ウエイト式なら、何kgの重量まで設定できるか確認しておくと、筋力が向上しても重い負荷をかけられます。
油圧式の場合は、重量ではなく「~段階」という機能で負荷を調節する場合がほとんどです。
自分のレベルに合わせてトレーニングを行いたいなら、より細かい調節機能が付いているものをおすすめします。
部屋に設置できるかサイズもチェック
もうひとつチェックしておきたいポイントは、マシンのサイズです。
せっかく購入しても大きすぎて設置できなくては意味がないので、きちんと部屋に置けるサイズかどうかも事前に確認しておきましょう。
また、ホームジムをつくろうと検討している人は、ほかのマシンとの兼ね合いも考えておく必要があります。
一台のマシンで場所を占領しすぎるとほかのマシンが置けないこともあるので、その点も考慮しながらサイズをチェックしてくださいね!
アブダクション&アダクションマシンのおすすめ7選
それではここから、おすすめのアブダクション&アダクションマシン7選を紹介します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | 負荷タイプ | ウエイト重量 or 負荷調節 | サイズ | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
HEAT CAMPIONE ヒップアブダクション アブダクション | ウエイト式 | 100kg | 73.5×167.5×170.5cm | 359,370円 |
ダイコー ヒップ・アブダクション アダクション | 油圧式 | 10段階 | 84×135×125cm | 145,200円 |
C-BODY アブダクション アダクション | ウエイト式 | 75kg | 105×145×123cm | 550,000円 |
ニシスポーツ アブダクション&アダクション DF202 | ウエイト式 | 65kg | 81.3×149.8×170.2 | 783,200円 |
中旺ヘルス アダクション&アブダクション | 油圧式 | 12段階 | 116×115×101cm | 583,000円 |
ニシスポーツ アブダクション アダクション FY-1021 | 油圧式 | 10段階 | 80×120.4×126.1cm | 316,800円 |
ザオバ アブダクション アダクション デーアシリーズ | 油圧式 | 20段階 | 70×120×108cm | 418,000円 |
ゆーや
それでは一つずつ詳しく解説していきます!
金額も高めなので、しっかりとチェックしましょう!
HEAT CAMPIONE ヒップアブダクション アブダクション
最初に紹介するのは、HEAT CAMPIONEが販売しているヒップアブダクション&アブダクションマシンです。
重量の調節が簡単なウエイトスタック式で、負荷は100kgまで調整できます。
ジムでも使えるような本格マシンのため、筋トレ初心者はもちろん、全力で筋肉を追い込みたい上級者にもおすすめ。
アブダクションとアダクションの切り替えも楽に行えて、機能性のよさにこだわるならぜひ検討したい一台です。
ウエイトスタック式のマシンにしては値段も安めに抑えられているので、使い勝手とコスパ面、どちらも納得のマシンではないでしょうか。
- メーカー:HEAT CAMPIONE
- 負荷タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量or負荷調節:100kg
- サイズ:73.5×167.5×170.5cm
- 価格:359,370円
ダイコー ヒップ・アブダクション アダクション
こちらは、フィットネスメーカーとしては有名なダイコーのアブダクション&アダクションマシンです。
油圧式なので、あまり重い負荷はかけられませんが、大臀筋・中殿筋・小殿筋などバランスよく筋肉を鍛えられます。
負荷は10段階まで調節でき、自分のレベルに合ったトレーニングが行えるのもポイント。
脚の部分にはキャスターも付いており、移動も楽に行えます。
ウエイト式に比べるとサイズが小さくマシン自体の重量も軽いので「ある程度の負荷があれば十分」という人にはおすすめです。
- メーカー:ダイコー
- 負荷タイプ:油圧式
- ウエイト重量or負荷調節:10段階
- サイズ:84×135×125cm
- 価格:145,200円
C-BODY アブダクション アダクション
こちらは、C-BODYというメーカーのアブダクション&アダクションマシン。
もともとは高齢者や介護施設向けにつくられたマシンですが、ウエイトスタック式なので本格的なトレーニングをしたい人にも向いています。
重量も75kgまで設定でき、家庭用としては十分な負荷レベルでしょう。
スタート位置や可動範囲の調節は手元で行えて、利便性にも優れています。
太ももの内側と外側を鍛えられる、使いやすいマシンを探している人におすすめです。
- メーカー:C-BODY
- 負荷タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量or負荷調節:75kg
- サイズ:105×145×123cm
- 価格:550,000円
ニシスポーツ アブダクション&アダクション DF202
数多くのフィットネスマシンを展開している、ニシスポーツのアブダクション&アダクションマシンです。
ジムでも使える業務用マシンなので、細部までつくりにこだわっているのが特徴。
ウエイトスタック式で重量は65kgまで設定でき、ピンの抜き差しで簡単に重量の調節ができます。
ウエイトのタワー部分を少し低めに設定することで、通常よりもコンパクトなつくりになっているのもポイントです。
ただし、それでも油圧式に比べるとサイズは大きく価格も高めのため、筋トレ初心者が自宅用に購入するにはやや不向きかもしれません。
- メーカー:ニシスポーツ
- 負荷タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量or負荷調節:65kg
- サイズ:81.3×149.8×170.2
- 価格:783,200円
中旺ヘルス アダクション&アブダクション
高性能な油圧式のマシンを探している人には、こちらの製品もおすすめです。
負荷は最大12段階まで調節可能で、自分に最適な負荷をかけながらトレーニングに励めます。
また、シートの位置を8段階に調節できるのも注目ポイント。
リハビリ用に設計されたマシンですが、使いやすさは抜群です。
ただし、油圧式にしてはやや高額なので、予算とも相談しながら検討してみてはいかがでしょうか。
- メーカー:中旺ヘルス
- 負荷タイプ:油圧式
- ウエイト重量or負荷調節:12段階
- サイズ:116×115×101cm
- 価格:583,000円
ニシスポーツ アブダクション アダクション FY-1021
適度な負荷で太ももやお尻を鍛えらえる、油圧式のマシンです。
無理な負荷がかからないので、筋トレ初心者におすすめ。
赤をベースにしたマシンカラーで、油圧式ながらデザイン性が高いのもこのマシンの魅力です。
負荷はダイヤルを使って、10段階まで調節できます。
極端に大きな負荷はかけられないので筋トレ上級者には不向きですが、機能性の高い油圧式マシンを探している人にはおすすめです。
- メーカー:ニシスポーツ
- 負荷タイプ:油圧式
- ウエイト重量or負荷調節:10段階
- サイズ:80×120.4×126.1cm
- 価格:316,800円
ザオバ アブダクション アダクション デーアシリーズ
最後に紹介するのは、ザオバというメーカーが販売しているアブダクション&アダクションマシンの、デーアシリーズ。
油圧式ですが、負荷は20段階まで調節でき、負荷のかけ具合を細かく変えながら自分に合ったレベルでトレーニングができます。
日本人向けにコンパクト設計かつ軽量につくられているので、扱いやすいのも特徴。
キャスターも付いており、室内での移動も楽に行えますよ。
筋トレ初心者や、女性と一緒に使う場合などに向いているマシンです。
- メーカー:ザオバ
- 負荷タイプ:油圧式
- ウエイト重量or負荷調節:20段階
- サイズ:70×120×108cm
- 価格:418,000円
【Q&A】よくある質問に回答します!
アブダクションとアダクションの違いや、マシンの使い方が分からない人のために、ここからはアブダクションマシン&アダクションのよくある質問に解答します。
ゆーや
このパートでしっかりと学習していきましょう!
アブダクションマシンの使い方は?
アブダクションマシンの基本的な使い方は、以下の通りです。
- マシンのウエイト重量を調節する
- お尻をシートにつめて、姿勢を正して座る
- パッドとパッドの間に両足を入れる
- 外側に向けてゆっくりと脚を開く
- 限界まで開いたら、ゆっくりと脚を戻す
ポイントは、脚を開くときに股関節の外側(外転筋)を意識して負荷をかけること。
文章だけだと分かりにくい場合は、以下の動画も参考にしてみてください!
アダクションマシンの使い方は?
アダクションマシンの基本的な使い方は、以下の通りです。
- マシンのウエイト重量を設定する
- シートに座り、パッドの外側に両足を置く
- パッドの位置を、ストレッチがかかりすぎない程度に調節する
- 内側に向けてゆっくりと脚を閉じるようにして負荷をかける
- 最後まで脚を閉じたら、ゆっくりと脚を開く
アダクションマシンで鍛えるときは、勢いをつけずに太ももの内側(内転筋)で負荷をかけるよう意識しましょう。
こちらに動画もあるので、参考にしてみてください。
アブダクションとアダクションの違いは?
アブダクションとアダクション、一文字違いで名前が似ていますが、それぞれで鍛えられる筋肉の部位が違います。
アブダクションは、外転筋群といわれる中殿筋を中心としたお尻周りの筋肉を鍛える種目です。
シートに座って脚を閉じた状態から、外側に向けて脚を開く動作で負荷をかけます。
一方のアダクションは、内転筋群と呼ばれる太ももの内側を集中的に鍛える種目。
アブダクションとは反対に、足を開いた状態から内側に閉じる動作で負荷をかけます。
一度やってみるとわかりますが、それぞれで負荷がかかる部位が全く違うので、混同しないように注意しましょう。
まとめ
アブダクション&アダクションマシンは、太ももやお尻を鍛えるのに特化したマシンです。
今回はアブダクションとアダクションの両方に対応したマシンを中心にピックアップしたので、一台で2種類のトレーニング行えますよ!
ここで紹介した製品のなかだと、ウエイトスタック式ならHEAT CAMPIONEのマシン、油圧式ならダイコーのマシンがおすすめです。
ほかのマシンもそれぞれ価格や特徴が異なるので、冒頭で紹介した選び方も参考に、自分にぴったりのマシンを見つけてくださいね。
ゆーや
本格的に下半身強化をしたい人は、下記の記事も参考になりますよ!