この記事は、
・チンニングスタンド(懸垂マシン)やチンニングバー(懸垂バー)が欲しいけど、どれがいいのかわからない
・チンニングスタンドの選び方を知りたい
・本格的に自宅トレーニングができるアイテムが欲しい
という人に向けて書きました。
家に置いておくだけで、懸垂をはじめとするさまざまなトレーニングができるチンニングスタンド。
自宅で本格的な筋トレをしたいなら、購入しておきたいアイテムの1つです。
とはいえ、チンニングマシンは数多くのメーカーが販売しており、タイプやサイズもそれぞれ違うため、どれを選べばいいか迷いますよね。
そこで今回は、おすすめのチンニングスタンド・チンニングバーと、その選び方を紹介します。
ゆーや
チンニングスタンドは自作や代用可能か?どんな効果があるのか?など、よくある質問にもお答えしています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
チンニングスタンド(懸垂マシン)の選び方
チンニングスタンドを選ぶ際に重視すべき点は以下の3つです。
- 耐荷重
- 安定性
- サイズ
ゆーや
それでは一つずつ解説していきます。
買ってから後悔しないために必ずチェックしてくださいね。
耐荷重で選ぶ
まずは、チンニングスタンドの対応可能な重さを確認してください。
高負荷なトレーニングをすることも考慮して、自分の体重よりもプラス30〜50kgのものを選んでおくと安心です。
安定性で選ぶ
次に安定性があるかどうかもチェックしておきましょう。
最高のパフォーマンスをするためには、安定性に優れたチンニングスタンドを選んでください。
といっても、通販サイトで購入する場合、安定性が高いかどうか判断するのは難しいですよね。
その際はフレームの太さとレビューを参考にすると良いですよ。
サイズで選ぶ
最後にチンニングスタンドのサイズも確認しておきましょう。
ジムでチンニングスタンドを見ると、スリムでコンパクトに感じるかもしれませんが、家に置くとなると意外と場所を取ります。
購入前は家のどこに設置するのかをあらかじめ決めておき、事前に各サイズをメジャーで測っておいてください。
チンニングスタンド(懸垂マシン)のおすすめランキング5選
ここからは、おすすめのチンニングスタンド5選を紹介します。
商品名 | 価格 | 耐荷重 | サイズ(幅×奥行き×高さ) |
---|---|---|---|
1位:STEADY チンニングスタンド | 13,980円 | 150kg | 57×95×186〜207cm |
2位:BARWING 懸垂マシン | 14,800円 | 250kg | 86×91×183.4~232.9cm |
3位:WASAI チンニングスタンド | 9,980円 | 120kg | 73×80×163~203cm |
4位:Wolfyok fitness チンニングスタンド | 15,980円 | 200kg | 95×65~78×約138.5~214.5cm |
5位:TEDDY WORK KENSUI kaku model1 | 43,900円 | 130kg | – |
1位:STEADY チンニングスタンド
まず紹介するのが、耐荷重が150kgあるSTEADYのチンニングスタンドです。
高重量のトレーニングができることに加え、独自開発したはしご型のハンドルバーを採用しているのが特徴。
ノーマルチンニング・ナローチンニング・リバースグリップチンニングなど、幅広い懸垂系種目に対応します。
7段階の高さ調整機能や、邪魔にならない回転式のウエストパッドをはじめ、使いやすさにこだわっているのも魅力です。
・価格:13,980円
・耐荷重:150kg
・サイズ(幅×奥行き×高さ):57×95×186〜207cm
2位:BARWING 懸垂マシン
BARWINGの懸垂マシンは懸垂用バーの他、ディップスハンドル・腹筋用パッド・プッシュアップバーなどがついており、1台でさまざまなトレーニングができます。
懸垂バーの高さは、11段階の調節が可能です。
無段階に調節できる3Dパッドや、筋トレアイテムの収納に使えるマルチバーを搭載していて、機能性の高さもばっちりです。
耐荷重が250kgもあるので、体重が重い人でも問題なくトレーニングできるでしょう。
・価格:14,800円
・耐荷重:250kg
・サイズ(幅×奥行き×高さ):86×91×183.4~232.9cm
3位:WASAI チンニングスタンド
累計25万台以上のぶら下がり健康器具を販売している、WASAIのチンニングスタンドも要チェック。
10段階の高さ調節・π字型土台フレーム・2点式固定支柱の採用など、細部まで使いやすさにこだわり設計されています。
騒音防止用の滑り止めゴム足がついているので、ホームジム用にはぴったりです。
総合的に使いやすい商品ながら、価格が10,000円を切っているため、安いチンニングスタンドを探している人にもおすすめですよ。
・価格:9,980円
・耐荷重:120kg
・サイズ(幅×奥行き×高さ):73×80×163~203cm
4位:Wolfyok fitness チンニングスタンド
Wolfyok fitnessのチンニングスタンドは、ディップスハンドルやプッシュアップハンドルなどもついている多機能タイプです。
懸垂バーがあるほうの反対側にはバーベルラックが備わっており、バーベル系のトレーニングもできます。
マルチバーも搭載されていて、ストレッチやスクワットなど多彩な使い方が可能です。
背もたれパッドは6段階の高さ調節ができることに加え、取り外しも可能なため、フォームを安定させながらトレーニングに励めるでしょう。
・価格:15,980円
・耐荷重:200kg
・サイズ(幅×奥行き×高さ):95×65~78×約138.5~214.5cm
5位:TEDDY WORKS KENSUI kaku model1
TEDDY WORKSのKENSUI kaku model1は床と天井を使い、スタンドを突っ張らせて設置する珍しいタイプです。
動かないよう固定されるため安定性に優れており、なおかつコンパクトなつくりなので省スペースでも置けるのが魅力。
ハンドルの高さを調節すればディップスやプッシュアップができる他、チューブやTRXの取り付けもできます。
価格は比較的高めですが、日本製ということもあり品質がよく、とことん使いやすさにこだわる人にはおすすめです。
・価格:43,900円
・耐荷重:130kg
・サイズ(幅×奥行き×高さ):-
チンニングバー(懸垂バー)のおすすめランキング5選【省スペースでもチンニングができる】
続いて省スペースでも設置できる、おすすめのチンニングバー5選を紹介します。
商品名 | 価格 | 耐荷重 | サイズ(長さ) |
---|---|---|---|
1位:Beatlome 懸垂バー | 4,280円 | 150kg | 72~92cm(ショートタイプ) |
2位:Perfect Fitness プルアップバー | 5,300円 | 136kg | – |
3位:STEADY 懸垂バー | 4,980円 | 200kg | 72~92cm(ショートタイプ) |
4位:stan 懸垂バー | 2,480円 | 150kg | 63~100cm(ショートタイプ) |
5位:Bodytech 懸垂バー | 3,380円 | – | 72~93cm |
1位:Beatlome 懸垂バー
Beatlomeの懸垂バーはネジを必要としない、突っ張り棒のような形のタイプです。
安全ロックレバーがバーを固定し、重量がかかるとギアが作動して安定性がアップします。
チンニングバーでありながら耐荷重は150kgあるので、体重がやや重い人でも問題なく使用可能です。
ドアフレームはもちろん、廊下・階段・支柱などいろいろな場所に取り付けられますよ。
・価格:4,280円
・耐荷重:150kg
・サイズ(長さ):72~92cm(ショートタイプ)
2位:Perfect Fitness プルアップバー
こちらは設置場所やバーの向きによって、懸垂・プッシュアップ・ディップスなど多種多様なトレーニングができるマルチ機能型のチンニングバーです。
ドアフレームに固定して使える他、シットアップ用のバーにしたり、筋トレ時に体を支えたりなどさまざまな使い方ができます。
ハンドル部分にはパッドが入っており、快適に握れるのもポイント。
懸垂用として使う場合はドア枠の上部に引っ掛ける必要があるので、自宅のドア枠に十分な厚みがあるか確認したうえで購入を検討するといいでしょう。
・価格:5,300円
・耐荷重:136kg
・サイズ(長さ):-
3位:STEADY 懸垂バー
STEADY 懸垂バーは、安全工学に基づいた滑り止め設計を採用。
ネジを使用しなくてもしっかりと固定できるので、マンションやアパートなどの集合住宅でも使えます。
グリップは手が痛くならないよう、肉厚につくられているのも特徴です。
取り付け方法は付属の説明書で確認できる他、YouTubeにある動画でも閲覧できます。
・価格:4,980円
・耐荷重:200kg
・サイズ(長さ):72~92cm(ショートタイプ)
4位:stan 懸垂バー
価格の安い商品を探している人には、stanの懸垂バーがおすすめ。
価格は3,000円以下で、今回ランクインしている商品のなかでもトップクラスの安さです。
設置方法は固定金具を使わないやり方と、固定金具を使うやり方をあわせて、計3パターンのなかから選べます。
落下防止のセーフティロック機能も備わっており、シンプルな商品ですが自宅用としては十分使えるでしょう。
・価格:2,480円
・耐荷重:150kg
・サイズ(長さ):63~100cm(ショートタイプ)
5位:Bodytech 懸垂バー
スポーツブランドとしては有名なBodytechのチンニングバーです。
安全ロックと360度ロックを採用することで、使用中にたるみが発生しないよう設計されています。
耐荷重は150kgで、耐久性も問題ありません。
グローブがセットになっているので、筋トレ時に手の痛みが気になる人にもおすすめです。
・価格:3,380円
・耐荷重:-
・サイズ(長さ):72~93cm
チンニングスタンド(懸垂マシン)に関するQ&A
最後に、チンニングスタンドに関するQ&Aを紹介します。
チンニングスタンドの使い方やおすすめメニューを教えてください
チンニングスタンドは部屋に設置し、上部にあるバーを握って体を持ち上げれば、そのまま懸垂ができます。
チンニングバーの場合、バーを壁やドアの上枠に固定して使うのが基本です。
バータイプは商品によって取り付け方法に違いがあるので、詳しい設置方法・使い方は付属している説明書を確認するといいでしょう。
チンニングスタンド・チンニングバーを使って行えるおすすめの筋トレメニューはこちらです。
- プルアップ:手の甲を前方に向けて行うオーソドックスな懸垂。主に広背筋上部や大円筋を鍛えられる
- チンアップ:手のひらを自分に向けて行う逆手懸垂。広背筋下部や二頭筋に効きやすい
- ワイドグリップチンニング:通常よりも手幅を広くとって行う懸垂。広背筋全体に効く
上記の他、腹筋を鍛えられるL字懸垂や、難易度の高い片手懸垂などもあります。
まずは初心者向けのプルアップから始めて、慣れてきたら他のメニューにも挑戦してみるといいですよ。
チンニングスタンドとぶら下がり健康器の違いは?
チンニングスタンドとぶら下がり健康器は一見同じように見えますが、つくり・使用目的・耐荷重など細かい点に違いがあります。
主な違いを表にまとめたので、参考にしてみてください。
項目 | チンニングスタンド | ぶら下がり健康器 |
---|---|---|
つくり | ディップスハンドルやパッドなどいろいろな機能がついている | 余計なバーやハンドルをつけず、シンプルな設計のものが多い |
使用目的 | 懸垂やディップスといったトレーニングを行うのが目的 | 懸垂もできるが、どちらかというとただぶら下がったり、ストレッチをしたりが主な目的 |
耐荷重 | 耐荷重は大きめで、100kg以下のものは少ない | 耐荷重はやや小さめで、100kg以下のものもある |
パイプの形状 | 高強度になるよう、四角や楕円のパイプを採用しているものが多い | 細くて丸い形状のパイプを採用しているものが多い |
懸垂用バーの有無 | 基本的にバーはある | バーがないものもある |
チンニングにはどんな効果がありますか?
チンニングには主に背中の筋肉を鍛える効果があります。
具体的には以下の箇所です。
- 広背筋
- 僧帽筋
- 大円筋
同時に腕の筋肉にも刺激を与えることが可能です。
上半身を鍛えるためにはぜひ取り入れたいメニューの一つです。
チンニングスタンドは自作できますか?
チンニングスタンドの自作は可能です。
ホームセンターなどで販売している単管パイプをつないで作ることができます。
ただし、耐久性や安全面を考えて作成するのは素人には難しいのが現状です。
また、単管パイプやジョイント、工具などを全てそろえるとなると1万円以上の値段がかかります。
趣味として作成するのであれば良いかと思いますが、そうでなければ販売しているものを購入することをおすすめします。
大きくて邪魔になるのですが代用できるものはないですか?
チンニングスタンドを置くスペースがない人にはチンニングバーがおすすめです。
サイズもコンパクトで使用する際もドアや廊下の壁などに設置するだけで良いので、邪魔にならずに済みます。
まとめ
今回紹介した商品のなかでもとくにおすすめなのは、チンニングスタンドならSTEADYのチンニングスタンド、チンニングバーならBeatlomeの懸垂バーです。
その他、がっちりと固定して使えるものや、豊富な機能を備えたチンニングスタンド・チンニングバーもあります。
ぜひ自分にぴったりの商品を見つけて、ホームトレーニングを充実させてください。
ゆーや
自宅でチンニングをするなら以下のグッズもあわせて用意するとより安全で効率の良いトレーニングができますよ。