この記事は
・チューブトレーニングのメリット&デメリットを知りたい!
・安全にエクササイズしたい!
という人向けに書きました。
これからチューブトレーニングを始めようと思っている方は、チューブトレーニングにどのようなメリットやデメリットがあるか気になるでしょう。
あらかじめチューブトレーニングの特性を理解しておけば、チューブトレーニングの良さを最大限引き出し、トレーニング効果を高められること間違いありません。
そこで今回の記事では、チューブトレーニングのメリットとデメリットを徹底的に解説します。
これからチューブトレーニングを始める方、チューブトレーニングが気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。
ゆーや
男女問わずに誰でも実践できるトレーニング方法なので、ぜひ最後まで見てくださいね!
目次
チューブトレーニングのメリット
まずはチューブトレーニングのメリットから見ていきましょう。
- 手軽にトレーニングすることができる
- 安全にトレーニングすることができる
- 終動負荷をかけることができる
ゆーや
それぞれ詳しく解説していきます!
手軽にトレーニングすることができる
チューブトレーニングは、チューブさえ用意すれば場所を選ばずトレーニングすることができます。
朝起きたらベッドの上で、仕事の合間に職場で、夕食前に自宅で。
仕事終わりや休日に、わざわざ時間をかけてジムへ行く必要がありません。
持ち運びにも便利なので、旅行や出張先へ持っていき、隙間時間でトレーニングすることもできます。
また、ほとんどのチューブは千円から二千円台とお手頃価格。
ジムへ通うとなると、高いところでは月額一万円、パーソナルジムにいたっては数十万円もお金がかかってしまいますから、チューブは圧倒的にコスパが良いのです。
さらに、あなたの体力や筋力にあわせてチューブの強度を選ぶことができます。
無理なくトレーニングをすることは、ケガ防止の観点から大切なこと。
初めてのチューブトレーニングでは強度が低いチューブを、チューブトレーニングに慣れてきたら強度が高いチューブを選ぶことで、段階的に成長することができます。
チューブトレーニングは、チューブさえあれば誰にでもできる手軽なトレーニングなのです。
安全にトレーニングすることができる
チューブトレーニングは、バーベルやダンベルを使用したフリーウエイトトレーニングに比べると、ケガのリスクが圧倒的に低く安全にトレーニングすることができます。
トレーニングで大切なことは、重い重量を扱うことでも気合いでトレーニングすることでもありません。
何よりもまず、安全第一でトレーニングすること。
ケガをしてしまえば、トレーニングはおろか日常生活にも悪影響を与えてしまいます。
特にバーベルを使用したベンチプレスやスクワット、デッドリフトは、動作において使われる筋肉が多い分、使用する重量も重くなります。
基本のフォームが固まっていないのに重量ばかり重くすれば、それだけケガのリスクも高くなるのです。
一方でチューブトレーニングは、チューブ自体の強度や長さによって負荷を調節することができます。
スクワットやベンチプレスのように、重りに耐えきれず『潰れる』心配がありません。
ケガのリスクを最小限に抑えてトレーニングするなら、チューブトレーニングの右に出るものはいないのです。
終動負荷をかけることができる
チューブトレーニングの醍醐味は、じわじわと終動負荷をかけられることです。
終動負荷とは、動作の終わり、つまり筋肉がもっとも収縮するポイントでかかる負荷のこと。
チューブを使えばバーベルやダンベルより収縮感を意識しやすいので、トレーニングしている実感が湧くでしょう。
また、チューブトレーニングは動作の始まりから終わりにかけて負荷が強くなっていくので、関節に負担がかかりにくいのも特徴の一つ。
筋肉は鍛えることで強く、そして大きくすることができますが、関節を強くすることはできないので、トレーニングの負担がダイレクトに響いてしまいます。
特にフリーウエイトトレーニングは関節の消耗が激しいので、ボディビルダーやフィジーカーで関節を痛めている人は少なくありません。
関節が擦り減ってしまえば、将来的に日常生活への悪影響を及ぼすことになるでしょう。
バーベルやダンベルは、使用重量が重くなればなるほど関節への負担も大きくなりますが、チューブトレーニングの場合はチューブ自体の強度や長さがトレーニングの負荷になります。
したがって、関節に余計な負担を与えずトレーニングすることができるので、無理なくトレーニングを続けられるのです。
チューブトレーニングのデメリット
チューブトレーニングはいいこと尽くめのように思えますが、デメリットもあります。
チューブトレーニングのデメリットは以下の3つです。
- 筋肥大・筋力アップには向いていない
- 負荷を強くするには何本もチューブが必要になる
- トレーニング種目が限られる
初めてのチューブトレーニングでも効果を最大限に引き出せるよう、あらかじめデメリットも確認しておきましょう。
ゆーや
デメリットも把握しておくことが大事です!
それでは一つずつ解説していきます!
筋肥大・筋力アップには向いていない
チューブトレーニングで筋肉に与えられる負荷には限界があるので、筋肥大・筋力アップには向いていません。
筋肉を大きくするには、10回から12回できる重さで3セットのトレーニングをすることが大切だと言われています。
また、筋力アップには、ギリギリ1回挙げられる重量の90%から95%という高重量でのトレーニングが重要です。
筋肥大・筋力アップのために必要な刺激は物理的刺激と呼ばれていますが、チューブトレーニングではほとんど物理的刺激を与えることができません。
また、チューブトレーニングは終動負荷がメインなので、動作の始まりでストレッチをかけられないのが難点。
トレーニングの基本はストレッチと収縮の繰り返しです。
チューブトレーニングだけでは筋肉が縮む動きしかできないため、やはり筋肥大や筋力アップには適していないと言えます。
ただ、終動負荷をかけられるチューブトレーニングは、回数をこなすことによって筋肉が膨れ上がるパンプアップ効果が期待できます。
ボディビルやフィジークの大会では、選手たちはステージに上がる前、筋肉をより大きく魅せるためチューブを使ったパンプアップトレーニングを行っています。
チューブトレーニングのように、小さい負荷で高回数行うと、『バーンズ』と呼ばれる筋肉が焼けるような痛みに襲われるので、ぜひトライしてみてください。
負荷を強くするには何本もチューブが必要になる
もしチューブトレーニングだけで筋肥大や筋力アップを目指すとなると、負荷を強くするため何本ものチューブが必要になります。
チューブ1本の値段は千円から二千円台なので、10本購入したとしても一、二万円で済みますから、毎月ジムへ会費を払うことに比べたら安上がりです。
しかし、チューブトレーニングの良いところは、場所を選ばず手軽にトレーニングできること。
何本ものチューブを用いたトレーニングでは、『手軽さ』が失われてしまい、チューブトレーニングそのものの良さを消してしまうことになるのです。
もし1本のチューブだけで負荷を強くしたいのであれば、チューブの長さを短くしましょう。
例えば三角筋中部を鍛えるサイドレイズを行う場合。
チューブの真ん中を足で踏み両端を持って動作を行いますが、手に巻くなどしてチューブを短くすれば、その分だけ負荷を強くすることができます。
チューブの長さで簡単に負荷を変えられるのも、チューブトレーニングの良いところです。
トレーニング種目が限られる
チューブだけを使用したトレーニングでは、種目がかなり限られます。
胸を鍛えるなら腕立て伏せ、背中を鍛えるならローイング、肩を鍛えるならレイズ系、腕を鍛えるならアームカールやキックバックと、一部位につき1種目や2種目が限界です。
また、チューブを使用した脚のトレーニングはなかなか難しいので、けっきょく自重スクワットやランジ、ジャンピングスクワットをすることになります。
チューブを使ってできるトレーニングは限られているため、全身くまなく鍛えるには物足りなさが否めません。
そこで、できる種目が少ない分、1つの種目を丁寧に行うことをおすすめします。
ただ単に動作を行うのではなく、筋肉が動いていること、筋肉が縮んでいることを意識するだけで、何も考えないでトレーニングすることに比べ大きな差が生まれます。
また、動作の始まりから終わりまでゆっくり時間をかけて行うスロートレーニングを取り入れたり、終動負荷が抜けないよう収縮ポジションで数秒キープしたりと、トレーニングのバリエーションを増やしてみてください。
少しやり方を変えるだけで、筋肉はしっかり反応してくれます。
まとめ
この記事では、チューブトレーニングのメリットとデメリットを3つずつ解説しました。
チューブトレーニングには一長一短ありますが、『じっくり安全にトレーニングする』という観点では、チューブトレーニングが最強のトレーニングです。
また、チューブトレーニングのデメリットも工夫次第ではメリットに転換することができます。
もし将来的に筋肥大や筋力アップを目指すのであれば、チューブトレーニングで筋肉が縮んでいる感覚をつかみ、バーベルやダンベルを使用したトレーニングに応用しましょう。
ゆーや
チューブトレーニングの解説記事も公開予定です!
楽しみにしていてくださいね!
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ゆーや