この記事は、
・パワーグリップがほしいけど、どれを選べばいいかわからない
・手首の痛みや手のひらのマメを気にせず、鍛えたい部位を徹底的に追い込みたい
・フリーウェイトトレーニングをサポートする筋トレグッズがほしい
という人に向けて書きました。
筋トレ中の握力の保護や、手のひらのマメを防止したいときに役立つパワーグリップ。
とくに、高重量のトレーニングをするなら必須ともいえる筋トレアイテムです。
とはいえ、商品によってベロ部分の素材や使用感は異なり、どれを使うのがいいのか迷いますよね。
そこで今回は、パワーグリップの選び方と、おすすめの商品をランキング形式で紹介します。
ぜひ自分にぴったりのパワーグリップを見つけて、効果的なトレーニングをしてください。
ゆーや
パワーグリップは選び方を間違えると、本来の効果が発揮できなかったり、トレーニングの邪魔になる可能性があります。
この記事を読めば、自分に最適なパワーグリップに出会えるはずですよ、
目次
パワーグリップの選び方
パワーグリップを選ぶ際のポイントは、手首のサイズ・耐久性・素材の3つです。
ゆーや
それでは一つずつ解説していきます。
手首のサイズを確認する
パワーグリップを選ぶ上で一番大事なポイントは手首のサイズです。
パワーグリップはストラップを手首に固定して使用するため、サイズが合わなければ皮膚の擦れを起こしたり、手を滑らせて器具を落としてしまう可能性もあります。
購入前は手首のサイズをしっかりと測り、自分にぴったりの製品を選ぶようにしてください。
耐久性に優れているかチェックする
パワーグリップを選ぶ上で注目すべき2つ目のポイントは耐久性です。
パワーグリップは主にダンベルやバーベルなどフリーウェイトトレーニングを行う際に使います。
そのため、高重量トレーニングに対応できる頑丈なものでなければ使い物になりません。
とはいえ、耐久性に優れているかどうかを判断するのは難しいですよね。
店舗で購入する場合は実際に試着し、インターネットで購入する場合はレビューを参考にすると良いですよ。
自分に合った素材を選ぶ
最後に注目すべきポイントはパワーグリップの素材です。
パワーグリップはベロ(器具に巻きつける部分)の素材によって使い心地が大きく異なります。
素材毎にメリットとデメリットがあるので、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
主にベロに使用される3つの素材のメリットとデメリットを上の表にまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
パワーグリップのおすすめランキング9選
それではここから、おすすめのパワーグリップ9選を紹介します。
商品名 | 価格 | サイズ | ベロの素材 |
---|---|---|---|
1位:GOLD’S GYM パワーグリップ | 9,000円 | S(16cm)、M(18cm)、L(21cm) | – |
2位:ALLOUT パワーグリップ | 2,980円 | S(16cm)、フリー(16~20cm)、XL(20~23cm) | SCVラバー |
3位:Zoarlan パワーグリップ PRO | 2,299円 | 19.5×17.5×6cm(本体) | ゴム |
4位:U-Makes パワーグリップ | 2,980円 | フリー(14~20cm) | ラバー |
5位:VOLIX パワーグリップ | 2,690円 | フリー(14~21cm) | ラバー |
6位:GronG パワーグリップ | 2,480円 | S(14~16cm) | ゴム引布 |
7位:POWERUP 本革製パワーグリップ プロ | 2,480円 | 10×16×21cm(本体) | 本革 |
8位:king2ring パワーグリップ | 2,580~2,980円 | S(14~17cm)、M(17~19cm)、L(18~21cm) | ラバー |
9位:Zenoplige パワーグリップ | 1,780円 | 20×39cm(本体) | – |
1位:GOLD’S GYM パワーグリップ
パワーグリップを探しているならまず候補に入れてほしいのが、GOLD’S GYMが販売するこちらのパワーグリップです。
手首の故障だけでなく、血液循環までも考慮して作られているのが特徴。
左右同時にセットできるほど装着するのが簡単で、スポーツブランドの大手・GOLD’S GYMならではのこだわりが詰まっています。
器具を引いて行うプル系トレーニングだけでなく、器具を推す動作がメインのプレス系トレーニングでも活躍しますよ。
・価格:9,000円
・サイズ:S(16cm)、M(18cm)、L(21cm)
・ベロの素材:-
2位:ALLOUT パワーグリップ
耐久性を重視している人におすすめなのが、日本代表ボディビルダーの浅野喜久男氏が監修したALLOUTのパワーグリップ。
摩擦や摩耗性に優れた特殊ノンスリップラバー生地を採用し、強度の高い糸でしっかりと縫い付けているため頑丈です。
グリップ力を高めるために、ベロ部分の素材はやや薄めに作られています。
人によっては痛みを感じる可能性はあるものの「従来のパワーグリップではグリップ力がいまいち」と感じている人にもうってつけです。
・価格:2,980円
・サイズ:S(16cm)、フリー(16~20cm)、XL(20~23cm)
・ベロの素材:SCVラバー
3位:Zoarlan パワーグリップ PRO
Zoarlanのパワーグリップ PROは、グリップ感を最大限に出せるよう先端に厚みをもたせているのが特徴。
特殊な滑り止め素材を使ったり、手首と手のひらの負担を軽減するためにやわらかいクッションを採用したりなど、さまざまな工夫をこらしています。
引き裂き強度は600kgあり、高重量のトレーニングにも十分対応できる頑丈設計なのもポイント。
男女兼用かつ価格も比較的安いので、初心者や女性トレーニーにもおすすめです。
・価格:2,299円
・サイズ:19.5×17.5×6cm(本体)
・ベロの素材:ゴム
4位:U-Makes パワーグリップ
日本やアメリカのボディビル大会で数々の戦歴を持っている、谷木正欣氏が監修したU-Makesのパワーグリップ。
ベロ素材にはグリップ力に優れたノンスリップラバーを使い、バーをしっかりと握り込めます。
ベロの厚みやベルトの長さにもこだわっていて、しなやかで巻きやすい仕様です。
手首部分にもクッションがあるので、高重量の筋トレで手首を痛めることが多い人にもおすすめですよ。
・価格:2,980円
・サイズ:フリー(14~20cm)
・ベロの素材:ラバー
5位:VOLIX パワーグリップ
VOLIX パワーグリップは、トレーニーがこだわりぬいて開発した商品です。
両手の合計引張強度は762kgで、とにかく千切れにくく長い間愛用できます。
手首を保護する部分は三重構造になっており、金具が食い込まないため痛みを感じづらいのも魅力。
幅広設計かつラバーも長めなので、シャフトへの巻き付けも楽に行えます。
・価格:2,690円
・サイズ:フリー(14~21cm)
・ベロの素材:ラバー
6位:GronG パワーグリップ
こちらはスポーツブランドとして有名な、GronGのパワーグリップです。
摩擦や摩耗に強いゴム引布を採用し、バーに吸い付くようなフィット感を実現しています。
ベロ部分の先と手のひら部分にゴムパッドを内蔵しており、グリップ力もばっちり。
金具とベルトの縫製部分の遊びをなくすことで、手首部分がぐらつかないよう設計されているのもポイントです。
・価格:2,480円
・サイズ:S(14~16cm)
・ベロの素材:ゴム引布
7位:POWERUP 本革製パワーグリップ プロ
こちらは高品質な本牛革製のパワーグリップです。
従来のラバー素材と違い、高級感のある見た目と優れた耐久性が特徴。
使うごとに味が出る本革製ならではの魅力があるので、長く愛用したい人に向いています。
ラバーに比べると若干滑りやすい素材感ではありますが、本革製のパワーグリップを使ってみたいなら検討してみるといいでしょう。
・価格:2,480円
・サイズ:10×16×21cm(本体)
・ベロの素材:本革
8位:king2ring パワーグリップ
デザイン性を重視したい人にぴったりなのが、king2ringのパワーグリップ。
単色のパワーグリップが多いなか、king2ringの製品はピンク・モノグラム・ゼブラなどをはじめ、さまざまなカラーやデザインを展開しています。
ベロ部分には滑りづらい別注ラバーを使ったり、強度の高いナイロンパッドを採用したりなど、使いやすさも考慮されていますよ。
総合的な頑丈さでいうと他のパワーグリップに劣る面はあるものの「一味違ったパワーグリップで他人と差をつけたい」という人にはおすすめです。
・価格:2,580~2,980円
・サイズ:S(14~17cm)、M(17~19cm)、L(18~21cm)
・ベロの素材:ラバー
9位:Zenoplige パワーグリップ
コスパのいいパワーグリップを探しているなら、Zenopligeの商品も検討してみてください。
ほとんどのパワーグリップは安くても2,000~3,000円程度はしますが、Zenopligeのパワーグリップは1,000円台の安価で購入可能です。
人間工学に基づいて設計されており、グリップ力もそれなりにあります。
上級者にはやや物足りない可能性がありますが、初心者や女性がはじめて使うパワーグリップとしてはもってこいの製品です。
・価格:1,780円
・サイズ:20×39cm(本体)
・ベロの素材:-
パワーグリップに関するQ&A
ここからは、パワーグリップに関するQ&Aを紹介します。
パワーグリップのメリット・デメリットは?
見やすいように以下の表にまとめてみました。
- 握力は鍛えられない
- 握力を補助してくれる
- 手のひらの痛みを軽減してくれる
- 手のひらにマメができるのを防いでくれる
あえてデメリットも絞り出してみましたが、基本的にはメリットしかありません。
握力を強化したい人はダンベルやバーベルトレーニングよりも、ハンドグリップやゴムボールなどを利用することをおすすめします。
パワーグリップとリストストラップの違いは?
どちらも手首を固定して握力を補助するアイテムですが、リストストラップは手のひら部分にベロがなく、長めのストラップを直接トレーニング器具に巻きつけて使います。
そのため、パワーグリップよりもグリップ力が強く、高重量トレーニング向きです。
しかし、ストラップを器具に巻きつける手間がかかるため、手軽に使えるパワーグリップの方が人気があります。
パワーグリップはどんな種目に向いてる?
パワーグリップは、以下のようなプル系のダンベルやバーベルトレーニングに向いています。
- デッドリフト
- ラットプルダウン
- 懸垂(チンニング)
- シーデットロー
- ベントオーバーローイング
パワーグリップは意味ないって本当?
パワーグリップは意味ないというのは嘘です。
パワーグリップを装着すれば、握力の低下や手のひらのマメなどに気を取られることなく、鍛えたい部位に集中して筋トレができます。
とくに高重量のトレーニングを行う人にとっては、非常に便利なアイテムです。
筋トレ経験が浅く扱う重量も軽い人は、パワーグリップがなくてもある程度トレーニングができることもあります。
そのため、なかには「パワーグリップは意味ないのでは?」と感じる人もいますが、先述した通りそんなことはありません。
パワーグリップの使い方・付け方は?
パワーグリップの基本的な付け方は、手首部分のマジックテープを剥がし、ベロが手のひら側にくるようにして手首に巻き付ければOKです。
左右でつくりが違う製品の場合、右手と左手を間違えて装着しないよう注意しましょう。
使い方に関しては、行うトレーニングがプル系種目なのかプレス系種目なのかによって若干の違いがあります。
プル系種目を行う場合は、以下の使い方を参考にしてください。
- ベロ部分と手のひらの間にバーを挟むようにしてセットする
- ベロを巻き込んで上から手のひらを添える
- 手のひらでベロを握り込み、トレーニングを行う
プッシュ系種目を行う場合の使い方はこちらです。
- 手のひらとバーの間にベロを挟んでセットする
- そのまま手のひらを被せるようにベロを握り込む
女性向けのパワーグリップは?
女性には下記のパワーグリップがおすすめです。
パワーグリップはどこで売ってる?
パワーグリップは、以下のような場所で売っています。
- Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのネット通販サイト
- スポーツ用品店・フィットネスショップ
基本的に100均やドン・キホーテなどでは販売されていません。
近くにスポーツショップがない場合は、ネット通販で購入するのが楽でおすすめです。
パワーグリップは手入れが必要?臭いを防ぐ方法はある?
パワーグリップはトレーニングを続けていると汗の臭いや汚れが気になってくるものなので、定期的に手入れが必要です。
洗濯ができる製品の場合は、洗濯機で丸洗いして問題ありません。
メーカー側で洗濯機の丸洗いを推奨していない製品は、洗剤で薄めた水やぬるま湯で手洗いするのも1つの方法です。
ただし、素材によっては入念に洗えないこともあるため、その場合はメーカーに詳しい手入れ方法を問い合わせてみるといいでしょう。
パワーグリップは手のひらにそのまま巻き付けて使うという仕様上、根本的に臭いを防ぐ方法はありません。
汗の臭いをできるだけ防ぎたい人は、消臭剤を使ったり、こまめに手の汗を拭いたりなど工夫しながら使うのがおすすめです。
パワーグリップを使うと手首が痛くなるのですが…
手首に直接触れる部分のクッション素材が薄いと、手首を痛めることがあります。
その場合は、手首部分のクッション素材が厚めのパワーグリップに変えることを検討してみてください。
上記の他、パワーグリップのテープを手首にきつく巻きすぎていることで、圧迫感を感じたり手首が擦れたりして痛みを感じることもあります。
「ややきつすぎるかな?」と感じる場合は、テープの巻き付け具合に少し余裕を持たせて、親指の付け根と小指の付け根でストップするように巻いてみるのもおすすめです。
まとめ
今回はイチオシのパワーグリップ9選を紹介しましたが、どの製品を買おうか迷ったときは、不動の人気を誇るGOLD’S GYMのパワーグリップがおすすめです。
その他、プロのボディビルダーが監修しているALLOUTのパワーグリップや、デザイン性に優れたking2ringのパワーグリップなど、検討してほしい商品は多数あります。
ゆーや
ぜひ本記事を参考に、長く愛用できるようなお気に入りのパワーグリップを見つけてくださいね。