この記事は、
・自宅用のバックエクステンションマシンが欲しいけど、どれを選べばいいのか分からない
・背中を中心に鍛えられる筋トレマシンが欲しい
・ジムでも使えるような、本格的なバックエクステンションマシンを探している
という人に向けて書きました。
バックエクステンションマシンとは、脊柱起立筋を中心とした背中の筋肉を鍛えるためのマシンの事です。
ジムでよく見かけるマシンですが、実は通販でもホームジム用の商品が販売されています。
しかし、マシンによって価格やサイズ、形状なども異なり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、バックエクステンションマシンの選び方と、おすすめの商品10選を紹介します。
記事を読めば自分に最適なバックエクステンションマシンが見つかるので、ぜひ参考にしてみてください!
ゆーや
ジムでも使用されている本格的なマシンを厳選しました!
目次
バックエクステンションマシンの選び方
おすすめ商品の前に、まずはバックエクステンションマシンの選び方を紹介します。
加圧タイプで選ぶ
バックエクステンションマシン選びで最初に確認しておきたいのが、加圧タイプです。
加圧タイプには大きく分けて、ウエイト式と油圧式の2種類があります。
ウエイト式はジムでもよく見かける、重りで負荷を調節するタイプです。
軽い負荷から重めの負荷まで幅広く調節でき、筋トレ初心者から上級者までどんな層にも使いやすいのが特徴。
一方の油圧式は、油圧シリンダーによって負荷をかけます。
早く押し出すには強い力が必要で、ゆっくり押し出すには弱い力が必要となり、注射器に似た原理で負荷をかけるのが特徴です。
ウエイト式よりもやや負荷が軽めなので、筋トレ初心者や女性、高齢者などが使うのに向いています。
自分のトレーニングレベルやかけたい負荷に合わせて、最適なタイプを選んでみてください。
ウエイト重量もチェックしておこう
次に見ておきたいのが、ウエイトの重量。
ベンチタイプではなく、マシン型でバックエクステンションを行う場合、どれくらいの重量を設定できるかは重要なポイントです。
たとえば、ウエイトスタック式という四角形のウエイトを積み重ねて重量を調節するタイプの場合、100kg前後やそれ以上の重量に設定できる場合がほとんど。
とくに筋トレを続けて筋肉が発達してくると、初期の頃よりも扱う重量が格段に上がることはよくあります。
いま現在の重量ではなく、将来的に設定する重量が上がることも考慮して、余裕のあるウエイト重量のものを選ぶようにしましょう。
プラスアルファの機能が付いていると便利
バックエクステンションマシンは、プラスアルファの機能が付いていると便利です。
たとえばドリンクホルダーが付いていれば、筋トレ中すぐに水分補給ができます。
iPadスタンドが付いているタイプなら、iPadで動画や音楽を再生しながらの筋トレも可能です。
また、なかにはインターバルの秒数や、筋トレのラップ数を計測する機能が付いたマシンも。
こういった機能が付いているとさらに利便性が増し、快適なトレーニングが行えるので、ぜひチェックしてみてください。
バックエクステンションマシンのおすすめ10選
それではここから、おすすめのバックエクステンションマシン10選を紹介します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | 加圧タイプ | ウエイト重量 | サイズ | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|
impulse バックエクステンション SIT9532-200 | ウエイト式 | 約104kg | 150.3×124.5×150.6cm | 355,000円 |
HEAT CAMPIONE バックエクステンション | ウエイト式 | 118kg | 113.5×116.5×170.5cm | 344,520円 |
ボディソリッド アブ&バック | ウエイト式 | 95kg | 113×123×161cm | 572,000円 |
エバニュー バックエクステンション | ウエイト式 | 91kg | 135×99×145cm | 769,900円 |
MATRIX バックエクステンション VERSA | ウエイト式 | 104kg | 134×127×168cm | 924,000円 |
DAIKOU バックエクステンション | ウエイト式 | 記載なし | 120×195×62cm | 176,000円 |
impulse バックエクステンション SIT9534-200 | ウエイト式 | 約90kg | 119.6×118.9×150.6cm | 419,000円 |
中旺ヘルス バックエクステンション | 油圧式 | 記載なし | 109×83×93cm | 475,200円 |
ニシスポーツ バックエクステンション | ウエイト式 | 110kg | 125×150×178cm | 950,400円 |
MATRIX バックエクステンション ULTRA | ウエイト式 | 108kg | 145×120×135cm | 1,320,000円 |
ゆーや
それでは一つずつ詳しく解説していきます!
impulse バックエクステンション SIT9532-200
数々のフィットネスマシンを展開している、impulseのバックエクステンションマシンです。
家庭用としてはもちろん、ジム用にも使える本格的なつくりで、脊柱起立筋を中心とした背中の筋肉を鍛えられます。
加圧タイプはウエイト式で、重量は約104kgまで設定でき、筋トレ中級者~上級者でも納得の負荷をかけられるのが特徴。
ウエイトスタック式のため重量も簡単に調節でき、家庭でも本格的なトレーニングが行えますよ!
ドリンクフォルダーとiPadスタンドが付いており、快適に筋トレできるのもうれしいですね。
価格は安くはありませんが、機能性や使い勝手のいいマシンを探しているならおすすめです。
- メーカー:impulse
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:約104kg
- サイズ:150.3×124.5×150.6cm
- 価格:355,000円
HEAT CAMPIONE バックエクステンション
HEAT CAMPIONEのバックエクステンションマシンは、ウエイトスタック式で機能性に優れたタイプ。
負荷はウエイトでかけ、重量は118kgまで調節できるため、筋トレ上級者にもおすすめできます。
全体的にしっかりとしたつくりで「家庭でもハードな筋トレがしたい」という人にぴったりのモデルです。
ウエイトスタック式にしては価格がそれほど高くないのもうれしいポイント。
サイズはかなり大きめなので組み立てはやや大変ですが、本格的なマシンを探している人は検討してみるといいでしょう。
- メーカー:HEAT CAMPIONE
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:118kg
- サイズ:113.5×116.5×170.5cm
- 価格:344,520円
ボディソリッド アブ&バック
ボディソリッドがプロデュースする、ホームユース向けのバックエクステンションマシンです。
こちらは一台でバックエクステンションとアブドミナルの二役をこなせる便利なタイプ。
家庭用とはいえ、加圧はウエイト式、さらに重量はウエイトスタック式で負荷の調節も簡単ンにでき、使い勝手は抜群です。
また、太ももだけでなく足先の部分にも大きめのパッドがあり、体勢をしっかりと固定してくれるのもポイント。
95kgのウエイトが装備されており、届いたらすぐにトレーニングを開始できます。
- メーカー:ボディソリッド
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:95kg
- サイズ:113×123×161cm
- 価格:572,000円
エバニュー バックエクステンション
こちらは、エバニューというスポーツメーカーが販売しているバックエクステンションマシンです。
大きめの背もたれシートが付いていて、背中を起点にして後ろにしっかりと負荷をかけられます。
ウエイトスタック式で使いやすく、重量の調節が楽なのもポイント。
家庭用でも機能性にこだわる人や、業務用マシンを探している人におすすめです。
ただし、価格が高めなので、予算との兼ね合いも考えながら検討してみるといいでしょう。
- メーカー:エバニュー
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:91kg
- サイズ:135×99×145cm
- 価格:769,900円
MATRIX バックエクステンション VERSA
ジムでも使えるような本格的なマシンが欲しい人におすすめなのが、MATRIXのバックエクステンションマシン VERSA。
使いやすさと機能性を追及し、細部にまでこだわりのあるマシンです。
重量はウエイトスタック式で操作性に優れ、バックパッドは適度にカーブさせることで快適にトレーニングできるよう設計されています。
さらに、電子式のラップカウンターや、エクササイズプラカードが付いているのも業務用マシンならではの魅力。
高額なので初心者だとなかなか手は出しづらいものの、ジムの開業や、業務用マシンにこだわりたい人にはおすすめですよ。
- メーカー:MATRIX
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:104kg
- サイズ:134×127×168cm
- 価格:924,000円
DAIKOU バックエクステンション
こちらは、筋トレ初心者におすすめの油圧式のバックエクステンションマシン。
適度な負荷をかけながら安全に背中を鍛えられるので、自重よりも少し負荷を増やしたい人などにおすすめです。
負荷をかける方向を変えれば、バックエクステンションだけでなく、腹筋を鍛えるアブドミナルも行えます。
移動用のキャスターが付いており、家の中で移動させやすいのもメリットです。
ウエイト式のマシンに比べると価格帯は安いため、コスパを重視する人は検討してみてはいかがでしょうか?
- メーカー:DAIKOU
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:-
- サイズ:120×195×62cm
- 価格:176,000円
impulse SIT9534-200
ウエイトスタック式マシンのなかでも、アブドミナルとバックエクステンションの両方が行えるタイプです。
シートやパッド位置の調整など、操作性に優れているのが魅力。
ドリンクホルダーやiPadスタンド付きで、使いやすさにこだわっている点も、IT95シリーズの特徴です。
重量は約90kgまで調節でき、筋トレ上級者でも納得の負荷をかけられます。
シートカラーは赤・黒のどちらか、フレームカラーはシルバー・黒のどちらかを選べますよ!
- メーカー:impulse
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:約90kg
- サイズ:119.6×118.9×150.6cm
- 価格:419,000円
中旺ヘルス バックエクステンション
こちらは、油圧式で負荷をかけるタイプのバックエクステンションマシンです。
もともとは高齢者やリハビリ用に設計されていますが、負荷は12段階まで調節できるので、筋トレ初心者にもおすすめ。
背中のパッドを起点に体重を後ろにかけることで、脊柱起立筋を中心とした筋肉を鍛えられます。
コンパクトなサイズで重量が軽く、省スペースでも使いやすいのがメリットです。
ただし、しっかりと負荷をかけたい人には不向きなので、その点にはご注意くださいね。
- メーカー:中旺ヘルス
- 加圧タイプ:油圧式
- ウエイト重量:-
- サイズ:109×83×93cm
- 価格:475,200円
ニシスポーツ バックエクステンション
ニシスポーツのバックエクステンションマシンは、ウエイトスタック式の本格派。
重量は110kgまで調節でき、筋トレ上級者でも納得のトレーニングが行えます。
ピンの位置を変えるだけで重量が調節でき、機能性も操作性も文句なしのつくりです。
サイズが大きく、つくりも頑丈なので、ジムを開業したい人など業務用マシンが欲しい人におすすめ。
業務用とだけあり値段は高額なので、家庭で使うにはやや不向きかもしれません。
- メーカー:ニシスポーツ
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:110kg
- サイズ:125×150×178cm
- 価格:950,400円
MATRIX バックエクステンション ULTRA
こちらもジム開業を考えている人や、業務用にこだわりのある人に向いているバックエクステンションマシンです。
MATRIXのなかでもULTRAシリーズは、機能性やつくりにとことんこだわっているのが特徴。
重量は108kgまで調節できるウエイトスタック式で、マシン上部にはスマホ置き・ドリンクホルダー・タオル掛けが付いています。
レップカウンターやタイマーはもちろん、親指1本で背面パッドを操作できるアジャスターも付いており、まさに筋トレマニア向けのマシン。
ただ、価格が130万円を超える高額マシンなので、一般人にはなかなか手が出せない点がネックです。
- メーカー:MATRIX
- 加圧タイプ:ウエイト式
- ウエイト重量:108kg
- サイズ:145×120×135cm
- 価格:1,320,000円
バックエクステンションマシンのQ&A
バックエクステンションマシンをはじめて購入する場合、使い方や重量の設定で迷うことも多いですよね。
ここからは、バックエクステンションマシンに関してよくあるQ&Aを紹介するので、参考にしてみてください。
ゆーや
バックエクステンションマシンを購入する前に、必ずチェックしておきましょう!
バックエクステンションマシンの重量の目安はどのくらい?
バックエクステンションマシンの重量は、1セットあたり8~10回程度で限界を感じるくらいに設定するのがベストです!
人によって筋力は異なるので、明確な重量の目安はありません。
「どうしても重量の目安を知りたい」という人は、筋トレ歴や筋力のレベルに合わせて、以下の重量を基準にしてみてください。
- 初心者:20~30kg
- 中級者:30~50kg
- 上級者:50kg以上
ただし、上記はあくまでも参考重量なので、細かい重量の設定や回数は、個人のレベルによって変えるといいでしょう
また、バックエクステンションマシンでの筋トレで無理な重量を設定すると、背中や腰を痛めるリスクがあります。
そのため、無理な重量には設定しないよう気を付けてくださいね。
バックエクステンションマシンの使い方は?
続いて、バックエクステンションマシンの使い方を紹介します。
- 適切な重量に設定する
- 背中パッドの位置を調節する
- 足を固定して、体勢を安定させる
- 背中パッドに背中をあて、状態を後ろにそらす
足に力を入れると下半身に負荷が逃げるので、背中に負荷がかかるよう意識するのがポイントです。
こちらに動画リンクを貼っておくので、参考にしてみてください。
マシンとベンチの違いは?どちらを選べばいい?
バックエクステンションマシンは、シートに座った状態から背中パッドを起点にして、状態を後ろにそらします。
パッドがあることで体勢が安定しやすく、なおかつ高重量に設定すれば強い負荷をかけられるのも特徴です。
一方、ローマンベンチはマシンタイプよりも省スペースでトレーニングでき、価格も比較的安い傾向にあります。
ただし、基本的に自分の体重が負荷となるので、極端に重い負荷はかけられず、体勢を安定させるのにややコツが必要なのが難点。
これらの特徴を考えると、各タイプにあった人は以下の通りです。
- 体勢を安定させてしっかりと負荷をかけたい人
- 大型のマシンでも設置できるスペースが確保できる人
- 価格よりも効果を重視したい人
- ある程度の負荷をかけられたら十分な人
- 家に大型マシンを設置するほどのスペースがない人
- コスパのいい筋トレ器具が欲しい人
上記を参考にして、自分にぴったりな器具を選んでください。
まとめ
バックエクステンションマシンは、脊柱起立筋を中心とした背中の筋肉を鍛えるのに特化した筋トレ器具です。
ここで紹介した商品のなかだと、impulseやHEAT CAMPIONEのバックエクステンションマシンが機能性や使い勝手もよくおすすめ。
前半で紹介した選び方も参考にして、自分にぴったりのマシンを見つけてくださいね!
ゆーや
いきなり本格的なマシンを導入するのは不安…という方は、まずはローマンチェア(ローマンベンチ)から始めるのもおすすめです!